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生活習慣病

痛風は遺伝的要因も大きい!?なりやすい性格や薬物療法について

尿酸値を下げる尿酸降下薬には、尿酸産生抑制薬と尿酸排泄促進薬があります。ここでは尿酸排泄促進薬について説明します。

 

尿酸排泄促進薬のはたらき

尿酸は、腎臓でろ過された後に採吸収されます。再吸収されなかった尿酸は、尿とともに排泄されます。尿酸排泄促進薬は、尿酸の再吸収を抑えて尿酸の排出量を増やすはたらきがあります。

 

ベンズブロマロン

広く使われている尿酸排泄促進薬が、ベンズブロマロンです。腎臓に作用し、尿とともに排泄される尿酸の量を増やします。体内から尿酸を出すことで、尿酸値を下げます。高尿酸血症のほか、痛風治療にも用います。

 

◆服用できない人

肝臓に持病がある、肝機能が低下している人は服用できません。肝臓の状態を悪化させる危険があります。腎結石や重度の腎臓病でも使用できません。妊娠中も服用を控えます。

 

◆飲み合わせの注意

抗凝血薬のワーファリンは、ベンズブロマロンによって代謝が阻害される恐れがあります。服用量に注意が必要です。薬ではありませんが、飲酒も控えた方が良いでしょう。

 

◆飲み方の注意

医師の指示に従い、少しずつ服用量を増やしていくのが一般的です。尿酸値をゆっくり硬化させるのが目的です。尿中に尿酸を排出する薬なので、水分を多く摂って尿量を増やすことも大切です。心臓病がある人は、水分量が制限されているかもしれません。医師の指示を受けましょう。

 

◆副作用

肝臓に負担がかかるので、特に飲み始めの半年は要注意。肝機能の検査を定期的に受けましょう。服用後にひどい倦怠感や吐き気、発熱、食欲不振など肝障害の前兆が現れたら、服用をやめて受診してください。

 

 

尿酸排泄促進薬の服用とともに、食生活の見直しなども欠かせません。尿酸の生成を抑えるように心がけてください。

 

痛風は遺伝的要因も大きい!?痛風の発症に関係している「ABCG2」遺伝子の変異って?

20代や30代でも痛風を発症することがあります。

普通、生活習慣病というのは、その人の不健康や不摂生が積み重なって生じるものですから、ある程度年齢を重ねた上で発症します。

ですから若いうちに発症するとなると、生活習慣以外の何か他の要因が隠れていることが疑われます。

 

生活習慣以外の要因「遺伝」で痛風を発症する?

ある論文によると、20代以下の若年層で痛風を発症している人の約9割が、遺伝子に異変が見受けられるとされています。この遺伝子というのが「ABCG2」という尿酸輸送体の遺伝子です。

この遺伝子の変異が認められる場合は、そうでない場合と比べたとき、発症年齢は最大で6.5歳ほど若いことが判明しました。

また20代以下における発症リスクも約22倍高いことがわかっています。

 

"ABCG2"ってなに?

痛風の背景にあるのは高尿酸血症です。この高尿酸血症の状態になりやすいのは、「尿酸を多く作る」「尿酸を排出しにくい」のふたつの状態の場合があります。ABCG2という遺伝子はこのどちらにも関わっている遺伝子です。

ABCG2は尿酸をつくる量を制限し、腎臓から尿酸を排出する量を減らす作用があります。さらに腸から尿酸を排出するのを促進する作用も持っています。

そのためこの遺伝子に変異が認められるということは、この機能が低下するということで、尿酸の生成量が増え(2~3倍)、腎臓から排出される尿酸の量が増えるけれども、腸から排出する尿酸の量が減ってしまうのです。

腎臓から排出される量が増えても、腸から排出される量が減るので、高尿酸血症があらわれやすくなるのだそうです。

 

"ABCG2"への今後の期待

この遺伝子の検出は比較的簡便な方法で可能なのだそうです。

そのため研究が進むことによって、より簡易に痛風の発症リスクを早期に発見できるのではないかと期待されています。

 

こうした発見から、痛風は中高年の病気というイメージはどんどん薄くなっていくかもしれません。

また、遺伝的要因だけで痛風が発現するわけではありませんので、発症の危険がある場合は、生活習慣に気をつけるなどの基本的なことがとても重要です。

 

あなたの性格は痛風になりやすい性格?ストレスと痛風の関係 どんな性格が痛風になりやすい?

細かいことや済んでしまってどうにもならないことをうじうじと考えても、体にストレスがたまる一方です。

体へのストレスを考えたら、楽天的な思考をした方がよっぽど健康的です。

 

ストレスと痛風発症の関係

生活習慣病は体が感じるストレスと大きく関係しています。痛風は血中の尿酸値が上昇することで起こるものですが、その尿酸値の上昇の要因の一つとしてあるのが、体が感じるストレスです。

ストレスは性格によってたまりやすい人とたまりにくい人がおり、それは個人によってかなり差があります。

痛風の患者さんを見て見ると性格的な共通点を見出すことができます。

尿酸値が高めの人は、もしかしたら自分の性格が原因で痛風を発症してしまうかもしれません。

 

どんな性格が痛風の原因となる?

実際に痛風を発症しやすい性格というのはどのような性格の人なのでしょうか。

・競争心が強い

・いったん始めると最後までやらないと気が済まない

・せっかち

・いつでも全力

・短気

・早口

・常に動いている

・何事にも積極的

・行動力がある

・指導力がある

・自己主張が強い

・周囲に対して攻撃的

・責任感が強い

 

もちろんこうした性格の人のすべてが痛風を発症するわけではありません。

しかし尿酸値が高めの人で、こうした性格を持っている場合には、少し注意が必要です。

こうしたストレスを感じやすい性格でいると、ちょっとしたことで一気にストレスを溜めこんでしまって、爆発するようにして痛風を発症するということも十分にあり得ます。

 

こうした強い性格を持っている人は、生活習慣の改善だけではなく、ストレスコントロールの方法を身につけるのも大切です。

それまでに培ってきた性格をすぐに変えるのは難しいですが、自分の思考パターンを把握したうえでちょっと気をつけるくらいのことはした方がいいかもしれませんね。

(Photo by:http://www.ashinari.com/2007/06/30-002846.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-12掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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