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末期がんの介護~食が進まない時に!食事のポイントとオススメの食べ物。入所できる高齢者施設や各種施設の違いとおすすめ

末期がんの患者を自宅で介護する際、家族が気を使うのは食事ではないでしょうか。薬の副作用や体調の波があれば、思うように食べられないかもしれません。食べやすく、簡単に準備できる食べ物を挙げます。

 

末期がんにおける食事のポイント 

がんが進行し、「何も食べる気がしない」という日も多いでしょう。栄養などにこだわるよりも、少しでも食べられれば良しと考えた方が楽になります。本人が食べたいと思うもの、食べやすいものを口に入れられれば、栄養や食べる量にそれほどこだわらなくても良いでしょう。

 

食べやすいメニューとは? 

◆冷たいもの 

食べ物の匂いで気分が悪くなる、温かい食事がのどを通らないと感じる人が多いようです。冷奴やゴマ豆腐、卵豆腐など冷たい豆腐類は口に入れやすいでしょう。冷たくて栄養価が高いアイスクリームもおすすめです。

 

◆のどごしが良いもの 

口腔内に異常がなくても、何となくのどに引っ掛かりを感じるような飲み込みにくさを感じることがあります。そうめんやうどんなど、のどごしがいいものを勧めてみましょう。冷やしうどん、冷麺、冷やし中華など冷たい麺類なら、さらに食べやすいかもしれません。

 

ゼリーやプリン、水ようかんなど甘くて冷たい菓子類も飲み込みやすい食べ物です。

 

◆味がハッキリしたもの 

味覚が鈍り、薄味では何も味がしなくなっているかもしれません。カレーライスやお好み焼き、オムライス、ナポリタンなど、カレー味・ソース味・ケチャップ味など、ハッキリした味なら美味しく食べられることがあります。

 

◆甘いもの 

病気になっても、比較的「食べたい」と思えるのが甘いものです。チョコレートやシュークリーム、ようかんなど、口に入れやすいものを用意してみましょう。少量でもカロリーが高い点も、甘いものがおすすめの理由です。

 

たくさん食べられなくても、いろいろなものを口に入れてみましょう。その中から、食べやすいものが見つかるかもしれません。 

 

末期がんと介護~入所できる高齢者施設とは?各種施設の違いとおすすめ 

介護が必要な高齢者が末期がんを患った場合、介護施設で暮らせるか?という点が、問題になります。自宅での療養が難しいなら、老人ホームなどに入所できるのでしょうか?高齢者施設と末期がんについて説明します。

 

退所しなければならない施設もある 

がんになる前から高齢者施設に入所していた場合、退所を求められることがあります。高度な医療設備がない、医療者が常駐していないなどの理由が多いでしょう。恐らく入所時に、退所要件について説明を受けていたはずです。これから高齢者施設への入所を検討しているなら、末期がんなど病気の時の対応を確認しておきましょう。

 

系列の病院がある施設なら安心 

病院が経営している民間の有料老人ホームなどでは、入所しながら高度な医療を受けられるところが多いようです。施設から外来として通院したり、医師の往診を受けたりします。高齢者と家族の安心感も得られます。

 

積極的な治療をしないなら特養でも 

高齢のためがん治療が心身に大きなダメージを与える、本人や家族が積極的な治療を望んでいないなら、特養で終末期を過ごすという選択肢もあります。すべての特養が積極的な治療をしないわけではなく、施設によって異なります。高度な医療措置が必要な高齢者は入所できない施設もあります。

 

「ターミナルケア付き施設」の増加 

有料老人ホームや特養など施設の種類を問わず、終末期の高齢者を支えようという取り組みが広がっています。

特別な治療はせず、末期がんでも最後まで穏やかに暮らしたいという高齢者や家族の希望に応えます。

ターミナルケアへの対応が可能な施設を調べてみましょう。

認知症の高齢者の場合は、入所できる施設が限られているかもしれませんが、グループホームの中にもターミナルケアに取り組んでいるところがあります。

 がんの症状や痛みの強さ、本人の希望などをふまえて施設を考えましょう。

 

末期がんの家族のサポート

末期がんの患者に必要なのは緩和ケアであると言われています。

そして緩和ケアを行う上で大切なことは、家族のサポートであるとも言われています。

 

末期がん患者の中には、家で最期を迎えたい人もいる 

末期がんの患者の中には、住み慣れた家を最期の場所としたいという方もいます。

介護保険制度を利用することは可能ですが、家族の協力も不可欠です。

患者さんにとって快適な環境づくりをすることが必要とされる場合も少なくはありません。

 

その他のサービスも利用しながらサポートを 

家族だけでサポートをしていたのでは疲弊してしまいます。

患者本人にとっても、末期がんと向き合うということは精神的疲労の原因となりますが、その家族も、身近にいる人の末期がんに向き合うことで疲れ切ってしまうことがあります。

介護保険制度はもちろんとして、心理的な負担を軽くするための心のケアを受けるという選択肢も念頭において、末期がん患者の介護を行っていきましょう。

 

緩和ケアの情報を集める 

末期がんの場合は基本的に緩和ケアが中心となるので、緩和ケアの情報を多く集めておきましょう。

緩和ケアの方法、緩和ケアの効果を調べたり、実体験のブログなどを読むのも良いかもしれません。

本格的に末期がんの緩和ケアが始まる前に情報を集めることで、これからの生活に対するイメージも抱きやすくなります。 

  

末期がんの自宅療養~介護&医療保険の併用ができるのを知っていますか? 

もし身近な家族が末期がんになった時、自宅での生活をどう支えますか?特に高齢の親や、配偶者が自宅で療養する場合は、心身、そして経済的な負担が心配されます。社会保障制度を上手く活用して、療養生活をおくる方法を説明します。

 

医療&介護保険併用の特例を利用する 

日本の社会保障制度の原則では、医療保険か介護保険を同時に利用することができません。ただし、特例として末期がんを患った場合には併用が許可されます。

 

2つの保険を併用してカバーできること 

末期がんで体力とともに生活自立度が低下すると、日常生活のさまざまな部分に手助けを必要とします。医療保険では、通院治療や訪問診療、薬の処方などにかかる費用を賄います。介護保険では、訪問介護による身体介護や生活支援、ベッドなど福祉用具のレンタル、訪問入浴などを受けられます。

 

生活支援のメリットは本人・家族にとって大きく、生活の質を高く維持できます。経済的な負担が軽くなることはいうまでもありません。

 

介護保険との併用に必要な手続き 

最も重要なのは、できるだけ早く要介護認定を受けることです。もしがん治療のために入院しているのであれば、退院後にすぐ介護保険を利用できるよう、入院中から要介護認定の申請をしておきましょう。申請の窓口は、居住する市区町村の窓口です。

 

介護度が決まったら、介護度に応じて使えるサービスを調べておきましょう。何事も申請から実際の利用まで時間がかかるケースが多いので、前もって用意するのが良いでしょう。浴室に手すりを付けるなど、自宅の改修をする際にも介護保険が利用できます。

 

介護保険を利用すれば、1割の実費負担で少なくとも15、6万円以上のサービスを受けられます。自宅療養の大きな助けになるでしょう。

 

(Photo by: http://www.ashinari.com/2014/01/20-384851.php?category=28 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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