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メンタル

何が違う?うつ病の‘サイン派’と‘パルス波’の電気けいれん療法

 

脳に電流を流してうつの症状を改善するという電気けいれん療法(ECT)ですが、使用する電気の波形の違いにより、サイン派治療器とパルス波治療器が存在します。両者はどのような違いがあるのでしょうか。

 


■より安全なパルス波

 

古くから用いられている電気けいれん療法ですが、これは脳に電流を流してけいれんを起こさせることで、うつ病の症状を改善していくというものです。けいれんを起こさせるためのエネルギー量には個人差があります。先に登場したのがサイン波を用いた治療器です。あとから出てきたパルス波治療器ですが、2002年に「サイマトロン」という装置が日本で認可されました。
サイン派のものより少ないエネルギー量で、けいれんを発生させることができます。エネルギー量は多ければ多いほど効果的というわけではありません。少なすぎてはけいれんを起こすことができませんが、必要以上にエネルギー量が多すぎると記憶障害が強く出るなど副作用が重くなる場合があるため、パルス派のほうがより安全に実施できると言えるでしょう。


◼︎高齢者にも安心

 

電気けいれん療法による副作用である記憶障害は、高齢者によくおこりやすいとされています。認知症などとは異なり、自然に回復して行くものですが、高齢になるほど元に戻るまでに時間がかかることが多くなるようです。こういった点から、パルス派での治療は高齢者向けでもあるとされています。

 

 

効率よくけいれんを発生させることができるため、より安全とされているパルス派治療ですが、場合によってはエネルギー量が足りずけいれんを起こすことができないことがあるようです。その場合はサイン派治療に切り替えて実施すると効果が出るケースが少なくないようです。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/12/24-374463.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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