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メンタル

パルス派治療器では効果が薄い?!電気けいれん療法(ECT)でのうつ病治療


うつ病の治療で用いられる電気けいれん療法ですが、他にも躁鬱病や統合失調症などの精神疾患の治療にも有効なものです。頭部に電極を取り付けて電流を流すことで、脳の感情を司る部位の暴走や、それにブレーキをかける役目のある部位などに働きかけ、症状の改善を試みるという治療法です。最近では似た方法でより安全に行える「経頭蓋磁器刺激(けいとうがいじきしげき)」(TMS)という装置も、アメリカなどで活用され始めているようです。薬に頼らず脳にアプローチすることによる治療法も、さらに研究が進んでいるようです。しかし日本ではまだ認可されていませんので、脳に作用する治療法としては電気けいれん療法が主流となります。

 

 

◼︎安全だがエネルギー量が不足することも

 

電気けいれん療法では、電気ショックにより健忘などの記憶障害がおきるという副作用があります。エネルギー量が多いほど副作用も強く出る傾向にあります。最初に登場したのがサイン派という波形を用いた装置ですが、のちに出たパルス派治療器は少ないエネルギー量で効率よくてんかんを起こすことができるため、より安全なものとして広く普及しました。現在ではサイン派治療器の国内生産は縮小傾向にあります。
しかしながら、パルス派ではエネルギー量が足りず、サイン派に切り替えるときちんとけいれんが起きるというケースも少なくありません。実際に病院では、パルス派がだめならサイン派を試すという流れが一般的なようです。


◼︎さまざまな対処法

 

パルス派治療器が主流となってきている現在では、なるべく安全に行えるようさまざまな対処がとられているようです。電気けいれん療法は、回数を重ねるほどけいれんが起きるために、最低でも必要なエネルギー量(けいれん閾値)が上昇します。少ない出力でけいれんを起こさせるためには、けいれん閾値をなるべく上昇させないように工夫することが必要です
また、実施してもけいれんがおきない場合、出力をあげて再挑戦しますが、この時少しずつではなく上げ幅を大きくすることも効率よくけいれんを起こすことに効果があると見る考えもあるようです。

 


受ける側にしてみると、負担が少なく確実に効果を得られる方法が確立して欲しいと思います。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/10/25-029833.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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