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メンタル

うつ病の可能性を客観的に測定〜光トポグラフィー検査とは?

うつ病などの心の病は、患者からの聴き取りや各種テスト、過去の事例などから診断することが一般的であり、客観的な判断基準がありませんでした。

 

患者からの聴き取り不足やテストでの意図的な操作、医師との相性などによって左右されることもあると考えられ、なかなか診断に至らず長期間かかってしまうことも少なくありません。

 

そこで今後活躍が期待されているのが「光トポグラフィー」です。厚生労働省にも先進医療として認められている検査機器です。

 

近赤外線を当て血流量を調べる

光トポグラフィー検査とは、近赤外線という安全で無害な光を脳に当て、脳の血流量を調べるというものです。ヘッドギアのようなものを頭にかぶって検査します。

 

最初は「あいうえお」を繰り返すなどあまり頭を使わない作業を行うよう指示があり、次に「”え”で始まる単語は?」などと簡単な問題が出され、それに答えていくことになります。

 

最後にまたあいうえおを繰り返す単調な作業を行い検査を終了する、といった流れになります。20分くらいでできるようです。

 

通常、課題について考えている時は脳の血流量がアップしますが、うつ病や躁鬱病、統合失調症では、それぞれ異なる特有のパターンを示します。これを読み取り、どんな心の病であるかを診断するための補助的な資料として活用するわけです。

 

課題もあるが期待も大きい

現在では、光トポグラフィー検査の結果のみで診断をつけられるほど精度が高く無いと見られており、数回検査しても同じ結果が得られにくい、薬の服用で結果が変わるのでは、などさまざまな指摘もあります。

 

しかしながら客観的な検査結果は周囲の人の納得を得られやすく、誤解されがちなうつ病患者への理解を深めることにもつながります。現在でもこれまで不足していた部分を補うことでより、正確な診断をする助けとなっているようです。

 

光トポグラフィーについては、さらなる研究が進められているようです。全国に10箇所以上このマシンが導入されている病院があるようです。興味のある方は一度問い合わせてみるとよいでしょう。

(Photo by: //www.ashinari.com/)

著者: はやぶささん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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