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メンタル

うつ病を客観的に検査することができる?!光トポグラフィー検査のメリットについて

 

うつ病などの心の病を客観的に検査することができる光トポグラフィー。脳が活発に働いている時と平常時の血流量を検査し、そのパターンがうつ病や双極性障害、統合失調症である場合のパターンを示しているかどうかを調べるというものです。2009年に厚生労働省から先進医療の認定を受け、現在では10カ所以上の医療施設で導入されています。光トポグラフィー検査を用いることができるようになり、様々なメリットが生まれています。

 


◼︎誤診を防ぐ

 

これまでうつ病は、問診での結果を中心に診断が行われていました。しかし、心の病はどの病気であるかを判別するのが容易では無く、患者の増加により一人一人に多くの時間をさけず、問診で十分に聴き取れなかった場合や、医師の力量によっては誤診を招いてしまうこともしばしばでした。効かない薬を長い間服用し続け、先行きが不安になりますます症状を悪化させるといったケースもあるようです。

光トポグラフィー検査はこのような誤診を防ぐために有用です。この検査を行うことで、正しい診断をするための客観的で強力な材料が一つ増えることになります。例えば、うつ病と診断されていたけど薬が一向に効かず、光トポグラフィー検査をしてみたら双極性障害の可能性を示していたため、治療薬を双極性障害のものに変えてみたら症状が大きく改善された、といったケースも実際にあるようです。


◼︎患者自信が納得し、治療に集中できるようになる

 

うつ病は、血液検査やレントゲンなどではっきりと診断することができませんので、「うつ病です」と言われても診断に疑問を持つ患者さんも少なくありません。ましてや、心の病は回復までに時間がかかるため、なかなか良くならないと「本当にうつ病なのか」「この治療方針は間違っているのでは」などと疑心暗鬼になり、不信感や不安感などで治療がスムーズにいかなくなることがあります。そこで光トポグラフィーの検査結果を元に病気の説明をすると、客観的な判定により患者さんの納得も得やすくなり、医師との信頼関係も築きやすくなります。治療に向けてより集中して取り組むことが可能になるでしょう。

 


現時点では診断の補助としての位置づけでありいくつかの課題も残された光トポグラフィーですが、さらなる活躍のために日々研究やデータの蓄積が行われているようです。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/07/23-025209.php])

著者: はやぶささん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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