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糖尿病の方は特に注意!悪性外耳道炎(悪性外耳炎)について~外耳炎の治療に使われる様々な薬~

悪性外耳道炎とは耳の一番外、外耳の部分にある道に炎症が起きる病気のひとつです。最初は外耳だけに症状がみられるのですが、そのうちに外耳から中に入り込んで体内組織にも影響を与えます。

 

なお、外耳道炎は外耳炎と同じ意味で、両方とも耳の最も外に近い部分の炎症を表す言葉です。

 

●糖尿病患者・老人に多い悪性外耳道炎

悪性外耳道炎の原因となっているのは緑膿菌で、悪性外耳道炎を引き起こしやすいのは糖尿病患者、そして高齢者です。

 

糖尿病患者と高齢者に共通する特徴は免疫力が弱っていることで、緑膿菌は免疫力が弱っている方がかかりやすい日和見感染の代表菌でもあります。糖尿病患者は血流が悪いので、さまざまな細胞の働きが低下しており、免疫力が低いです。

 

●後遺症が出る可能性

実は悪性外耳道炎は、以前はほとんど治らない病気とされていました。今は医学の進歩によって治る可能性が高まっていますが、それでも後遺症が出る可能性は否定できません。

 

悪性外耳道炎の代表的な後遺症が顔面の神経麻痺、そのほかに難聴などもあります。

 

●薬剤投与や壊死組織除去

治療法は主に薬剤の投与、そして壊死してしまった組織を除去することとなります。

 

薬剤投与は経口投与ではなく点滴投与が多い上に、後遺症などが残る可能性もある病気ですので、基本的に入院治療を行います。糖尿病患者の場合は、入院中に血糖コントロールも行います。

 

悪性外耳道炎は耳の痛みを伴いますので、耳の痛みと耳垂れを見つけたら早めに大きな病院にかかってください。細菌学検査や全身検査を通して悪性外耳道炎がわかったら、即入院してしっかりと治療しなければなりません。

 

また、悪性外耳道炎にかかるということは免疫力が弱っている可能性が高いので、ほかの感染症にも注意しなければいけないといえます。 

 

外耳炎で入院することはあるの?治療費はどれくらい?普段の生活から外耳炎に注意しよう 

外耳炎は炎症の一種で、出来る部分は耳の一番外側です。中耳や内耳と違って、指でも届いてしまう場所にあるのが外耳です。

それ故に、耳掃除などで外耳をいじりすぎた時など、自分の行動で外耳炎になることもあります。

 

●外耳炎での入院は少ない

外耳炎で耳が痛い、耳に湿疹が出来ているという場合でも、入院することはあまりありません。

例外的に入院治療が絶対に必要と言われているのが悪性外耳道炎で、これは脳神経に後遺症を残すことがある危険な外耳炎です。

悪性外耳道炎は免疫機能の弱っている方がかかりやすく、糖尿病患者と高齢者は注意が必要です。

 

●治療費は1500-2000円くらい

外耳炎の治療費は、1度の処方と処置で1500-2000円くらい(3割負担)が目安と言われています。

内容は耳垢や耳の汚れの除去、湿疹や炎症部位への軟膏塗布、抗生物質や消炎鎮痛剤の処方(大体5日分が多い)です。

湿疹がひどい場合には軟膏の処方もあるので、400円程度治療費が上がることも考えられます。

また、薬の中には耳に入れ込むタイプの液体状の薬も存在します。

再診するとまた費用がかかりますが、軽い外耳炎の場合は一度目で処方された薬を飲み終わる頃には、外耳炎の症状が軽くなっているケースが非常に多いです。

 

 

外耳炎の治療費は高くても3000円くらいまでに治まりますし、入院の可能性は少ない病気です。

ただ、日常的なクセ(耳かきを頻繁にする、耳に指をいれていじってしまう)が何度も外耳炎を引き起こすこともあるので、出来るだけ普段の生活から外耳炎に注意した方が良いでしょう。

ストレスで外耳炎の痛みがひどくなるとも言われていますので、ストレスを溜めこみすぎないことも外耳炎予防には大事です。

 

外耳炎とは一体何?耳の痛みは何かの病気のサイン!? 

そもそも外耳炎とは、外耳道に起こる炎症です。

外耳道とは、耳から鼓膜までの間の、あまり深くないところが外耳道です。

 

なぜ外耳道に炎症が起こるのでしょうか?

普通は耳の中に細菌が入っても炎症を起こしません。

しかし、耳に傷があったり、免疫が落ちている時に炎症を起こしやすいのです。

 

主に『耳かきのしすぎ』が原因になることが多いようです。

耳かきをしすぎて、外耳道を傷つけてしまい、そこから感染が始まります。

 

・激しい耳の痛み

・黄色や白色の耳だれ

・耳の内部におできができる(極限性外耳炎)

・耳たぶをつまむと痛い

といった症状が挙げられます。

 

細菌の種類は、ウイルスだけではなく、カビなどの真菌から、アレルギー物質等が一般的です。

プール後になりやすいと言われることもあります。

 

基本的に治療方法は、清潔にしていくことです。

過剰な耳かきはしないようにしましょう。耳かきで傷を作ってしまうと、更に悪化します。

 

極限性外耳炎の場合は、湿疹の様なものができていますので、耳かきで破ってしまったりすると、その傷口から細菌が入って化膿することもあります。

 

そもそも耳かきはあまり必要ではありません

耳垢は自然と排出されるように出来ています。

そして耳垢には、殺菌や保湿の効果があるのです。

ですから、頻繁に耳かきをする必要性はありません。

しかし、どうしても気になりますよね?

 

そんな時は風呂上がりに、濡れたタオル等で耳の入口を拭うようにしましょう。

目で見える範囲の耳の汚れがとれますよ。

奥がごそごそしてどうしても気になる時は、皮膚にこすりつけない様に綿棒をくるっと回すのがいいようです。

とった耳垢がくっつきやすい構造の綿棒もありますよ。

どうしても奥に溜まっているような気がしたら、耳鼻科に行くことをお勧めします。

安全に、そして確実にとってくれます。

 

耳の痛みは何らかの病気のサインです!

外耳道をはじめ、耳には中耳炎など様々な病気が潜んでいます。

そして耳は脳にも近いため、炎症や化膿した状態を放っておいてはいけません。

生命に関わるようなこともあるからです。

ちょっと異変を感じたら耳鼻科へ行きましょう。早い段階で処置をすれば、痛い治療をしなくても済みますよ。

 

抗生物質、抗ヒスタミン剤・・・外耳炎の治療に使われる様々な薬

外耳炎の治療の際には薬が用いられることもあります。基本は丁寧な消毒と、その後外耳に傷をつけない生活をすることにありますがそれ以外に薬の使用で外耳炎の症状を緩和したりもできるのです。

 

●抗生物質の投与が一般的

外耳炎の薬物治療の基本が抗生物質の投与にあります。外耳に起きた炎症がこれ以上広がらないように、細菌の増殖を抑えるために抗生物質を投与します。

内服薬として耳鼻科で処方されるので指示された時間にしっかり抗生物質を服薬してください。

 

●鎮痛剤が活躍することも

外耳炎はひどくなると黙っているだけでも痛みが強くて耐えられないという場合もあります。普段の生活に影響を及ぼすこともあるのです。

そのため、症状によっては鎮痛剤を利用することもあります。鎮痛剤で一時的に痛みを抑えて生活への支障を少なくするためです。

 

●抗ヒスタミン剤

抗ヒスタミン剤はかゆみを抑えるための薬です。外耳炎の症状にはかゆみがありますが、指先で耳の中をかいてしまうと外耳炎がますますひどくなってしまいます。

あまりにも強烈なかゆみが襲ってくる場合や、お子さんなどでかゆみを我慢できない場合には抗ヒスタミン剤を用いてかゆみを緩和します。

 

外耳炎の治療で最も多く使われるのは抗生物質で、外耳炎の炎症を広がらせないという効果があります。

その他には症状に合わせて痛みがひどい場合は鎮痛剤、かゆみがひどい場合は抗ヒスタミン剤といったように薬を使い分けながら外耳炎を治療していきます。

(Photo by: [http://www.ashinari.com/])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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