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目に見えない黒い歯石が厄介だった!歯茎の溝に入り込んだ黒い歯石に注意して!

 

あなたの歯には「目に見えない黒い歯石」があるでしょうか。多くの人は「わからない」と思います。歯石のできる場所というのは2種類あります。

健康な歯でも歯と歯茎の間には、2mmほどの溝があります。

これを歯肉溝と言いますが、歯石というのは、この歯肉溝の中にできる歯石と、その溝よりも上にできる歯石とがあるのです。

 

溝の中の見えない「黒い歯石」

歯肉溝は歯周病などで深くなれば、歯周ポケットと名前が変わる部分です。この溝の中にできる歯石は、歯肉縁下歯石と言い、「黒い歯石」として知られています。

溝の外にできる歯石は白い歯石です。

なぜ外と中で色が違うのでしょうか?それは溝の中と外の環境の違いに理由があります。

溝の中の環境というのは酸素が少ない環境で、逆に外は酸素が豊富な環境です。歯周病などの原因菌のひとつであるP.g菌は酸素にさらされると死滅してしまう菌です。これが溝の中にいます。

この菌は黒い色素を生む菌で、この菌の働きによって歯石が黒くなります。

一方で溝の外の歯石をつくる菌には、濃い色素をつくる菌がいないため、歯石の元々の色のまま歯石がつくられるのです。

 

黒い歯石はとても厄介なんです

黒い歯石は溝の中にあるため、自分ではその存在に中々気づけません。

しかしそれだけではなく、溝の中にある故に、治療で摂ろうとしてもとりづらいのです。

特に溝が深くなっている場合は、器具を入れて手探りでとることになり、非常に難しいです。もし、どうしても取れないという場合には麻酔をかけて手術が必要になることもあります。

もちろん歯と歯茎の間に、細菌のかたまりである歯石がこびりついているのですから、この状態を放置すれば歯周病などに発展していくことになります。

 

では、白い歯石はあまり気にしなくていいの?

黒い歯石のことばかり書いていると、溝の外にできる歯石が、たいしたことないように思えてしまうかもしれません。

しかし、溝の外にできる白い歯石もそれがあることで、黒い歯石に影響しています。というのも、黒い歯石の原因であるP.g菌は、酸素がない環境を好みます。歯茎の溝は、それだけでは本来口が開いている状態です。

 

ですが、これに白い歯石が覆うようにくっつくことで、溝に蓋をした形になり、酸素が届かない環境を作り出してしまうのです。

さらにフタをすることで容易に、溝の奥の掃除をさせてくれません。

そもそも白い歯石だってそれ自体が、細菌のかたまりですから、それを除去することもとても重要です。

 

注意してもらいたいのは溝の中の黒い歯石を予防したり、とろうとして(歯石は歯磨きではとれませんが)、歯ブラシをぐりぐりと溝に入れてはいけないということです。

これをすると余計に溝が大きく深くなり、細菌にとって好環境を作り出しているということになってしまうのです。

(Photo by: 足成 )

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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