カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 咽頭 >
  4. 嚥下障害 >
  5. 嚥下障害と脳卒中の深い関係…脳卒中後の食事の変化は特に注意して見守って!

気になる病気・症状

嚥下障害と脳卒中の深い関係…脳卒中後の食事の変化は特に注意して見守って!

 

嚥下困難と脳卒中というのは、一見すると関係のない病気ですが、実は脳卒中は嚥下困難に影響するのです。

嚥下障害とは、飲食をする際に起こる障害で、食べたり飲んだりすることが困難になってしまう病気です。この嚥下障害は脳卒中後に気をつけなければいけない、とされているのです。ではなぜ脳卒中後に起こりやすいのでしょうか?

 

脳卒中後に嚥下障害になりやすいのはなぜ?

食べる、飲む(嚥下)という動作には運動機能だけではなく、頭で考えるなどの思考や判断能力など色々な動作の組み合わせで成り立っています。

脳卒中後は大なり小なり脳にダメージを抱えているため、運動障害以外にも、知覚障害(感覚)、高次脳機能障害(思考、判断力)、失調(動きがスムーズに行かない)などといった障害が出ることが多いとされています。

それらの症状が嚥下機能に関する部位に出てしまうと、嚥下障害を引き起こしやすいのです。

脳卒中後に嚥下障害を起こす患者は40%ほどいるとされています。

 

どのような症状があらわれる?

・筋力が衰えているため、よく咀嚼をせずに飲み込んでしまう

・のど仏の位置が舌に下がりすぎている

・注意力や集中力が欠けてきている

・水を飲むときにむせる

・口の中に食べ物が残ってしまう

・のどを駆使するため食後に声が枯れている

 などの症状があらわれたときは嚥下障害を起こしている可能性があります。無理に食事を仕様とせず、医師へ相談をしてください。

 

逆のこともあり得ます!

脳卒中後に嚥下障害が現れるケースを説明しましたが、実は逆のパターンも存在します。嚥下障害があらわれ、その後脳卒中で倒れるというケースです。

加齢のために脳の中で脳梗塞や脳出血を起こす準備が知らないうちに進んでいて、脳卒中で倒れる前に嚥下障害として現れることがあります。嚥下障害がみられたら、ぜひ一度脳の検査を受けてみてください。

 

脳はとても大事な伝達の役割を担っています。嚥下障害を軽く見ずにきちんとした対応をとるようにしましょう。

 

 (Photo by:pixabay )

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

嚥下障害に関する記事

摂食嚥下障害の原因はこれだ!誰もがなりうる摂食嚥下障害を未然に防ごう

摂食嚥下障害とは、食べ物を口に取り込んで、かみ砕き、食塊にして飲み込むことが...

高齢者に多い嚥下障害…こんな症状が出たら無理に食べさせないで、一度医師へ相談を!

  最近、おじいちゃんやおばあちゃんの食事に変化はないでしょうか?年のせいだと...


永く食事を楽しもう!嚥下障害に対する日常生活の工夫

食事はみんなで楽しみたいものです。なるべく家族と同じものを食べるために、どの...

嚥下(えんげ)障害って一体なに?患者や家族が注意すべきこと

  嚥下障害になってしまった患者さんや家族は、 一体どんなことに注意して生活...

カラダノートひろば

嚥下障害の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る