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生活習慣病

高血圧の治療と「生活習慣病管理料」の算定についての豆知識

健康診断などで高血圧の疑いがあった場合、病院で詳しい検査や治療を受けることとなるでしょう。高血圧は生活習慣病であるだけに、長い時間をかけて生活習慣を改善し、病気の治療に取り組んで行く必要があります。そこで気になってくることの一つが「医療費」です。病気は治したいけど治療費はできるだけ安く抑えたいものです。費用に関わる話として「生活習慣病管理料」というものがあります。

 

◾︎生活習慣管理料とは

 

病院で診察を受けると、医療費の明細に「薬剤料   110点」などという、費目と点数が記載されているかと思います。医療費はこの診療点数を全て加算し、1点10円として金額が設定されます。

 

通常、高血圧で病院にかかっている場合、診察料や管理料、薬剤料や調剤料などが個別に加算されて料金が出されます。一方で、「生活習慣管理料」という加算の方法があります。これは高血圧、糖尿病、高脂血症を主病とする患者に、服薬、運動、休養、栄養、喫煙及び飲酒についての指導や治療を行った場合、その管理料、検査、投薬、注射の費用を全て包括して点数にするというものです。具体的に言うと、高血圧で院内処方の場合「1400点」となり、これには検査や注射などの費用が全て含まれているということです。

 

この方法で加算するには、医師が算定月に「療養計画書」を作成する必要があります。また、1月に1回は診察をすることになるなど、適用する際の条件などが決められています。療養計画書は食事や運動について細かい記載事項があり、患者さんごとに計画を設定でき、包括的な治療を行えます。

 

◾︎場合によっては医療費が大きく異なることも

 

高血圧の治療で、個別に加算する方法と包括して計算する方法では、治療内容などによって双方の金額に大きな差がでることがあります。状態が安定していれば治療内容も通院する回数も少なく、個別に計上した方が患者負担は安くなります。治療内容が多く通院回数も多ければ包括で計上した方が患者負担は軽くて済みますが、病院側の負担が大きくなるため、最新の薬ではなく料金の低い薬を処方するなど、治療内容を制限せざるを得なくなる場合もあります。両者の兼ね合いが難しく、生活習慣管理料として計上した場合、料金について患者から苦情が出たり、細かい療養計画書を書くのが時間的に厳しいという医師の意見があったりと、適用が難しいこともあるようです。

 

生活習慣病管理料を適用する場合は医師から説明があると思います。もし治療の費用について疑問があれば、よく医師に確認すると良いでしょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2014/02/15-385899.php])

著者: はやぶささん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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