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十二指腸憩室と診断されたものの…そもそも十二指腸はどんな臓器?憩室ってどんな状態??

十二指腸にできる憩室は、胃などに比べて頻度が比較的多いものです。自覚症状はほとんどないため、健康診断のバリウム検査で偶然見つかるということが多いようです。いきなり「十二指腸に憩室がある」と言われると、何か悪い病気なのかと戸惑ってしまうこともあるかも知れません。そもそも十二指腸とはどんな臓器なのでしょうか。聞いたことはあるけど詳しくは知らないという人も少なくないでしょう。十二指腸の働きについてと、憩室ができることでどんな影響があるのか、みていきましょう。

 

◼︎胃と小腸の間に位置する消化管

 

十二指腸は、胃と小腸の間にあります。正確に言うと、小腸の一部であり最も胃に近い部分が十二指腸です。胃や小腸などと同様に、消化液によって食べ物を消化し、分解された栄養素を体に吸収するという消化管としての働きがあります。十二指腸という名称は、その長さが指を横に12本並べたくらいの大きさであることに由来しています。

胃が胃酸を分泌しているように、十二指腸でも消化液が分泌されています。これは、胃を通過してやってきた食物は酸性の強い胃酸をたくさん含んでいますので、それを中和するために分泌されます。さらに肝臓で作られた胆汁、膵臓で作られた膵液などの消化酵素が消化管を通じて十二指腸へと流れてきます。これらはたんぱく質や脂肪を分解する酵素や、脂肪を消化・吸収する酵素などが含まれています。

十二指腸の働きにより下準備が整った食物は、小腸からの分泌液が混じり合い、さかんに消化・吸収活動が行われ始め、残りカスが大腸へと運ばれ、便として排出されてくるというわけです。

 

◼︎憩室の影響

 

十二指腸の壁が一部外にふくれ、袋状の部屋ができるのが十二指腸憩室です。多くの場合、症状もなく治療しなくても問題ありませんが、まれに憩室炎などの合併症が起きることがあります。腹痛、下血、発熱などの症状があれば注意が必要です

 

消化吸収の大事な役目をになっている十二指腸ですが、憩室が出きても問題ないことが多いので心配し過ぎなくてもよさそうです。高齢になるほど腸壁が弱くなり憩室ができやすくなると言われています。消化管に負担をかけない生活をこころがけましょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2008/08/24-006998.php])

著者: はやぶささん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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