一度できてしまうと一生消えることのない妊娠線…。出産後も後が残ることが多く、水着で目立つのもイヤですし、できれば作りたくないですよね。
出産後、妊娠線がくっきり…(泣)!となる前にやっておきたい3つのポイントをご紹介します。
お腹のふくらみに皮膚の伸びが追いつかない!
そもそも、どうして妊娠線はできてしまうのでしょうか。
それは赤ちゃんの成長とともに急激におなかが大きくなり、そのスピードに皮膚の伸びが追いつかず、裂けてしまうから。
また皮膚の表皮は水分が少ないため、柔軟性に欠け、このような変化に対応できず妊娠線ができてしまうのです。
つまり妊娠線の予防は「おなかの皮膚を水分を多く含んだ状態を保ち、肌に柔軟性を持たすこと」とも言えるでしょう。
妊娠線ができやすい時期&できやすいタイプ
妊娠線はできやすい時期や、できやすいタイプというものがあります。
妊娠線ができやすい時期
妊娠中、妊娠線が出やすいのはつわりが終わり、食欲が急激に増加する安定期の頃が上げられます。また、妊娠後期の急に体重が増えるときなども、妊娠線ができやすい時期。
季節としては乾燥する冬が、最もできやすいと言えるでしょう。
妊娠線ができやすいタイプ
妊娠ができやすいタイプは以下のような人があげられます。
・小柄でおなかが突き出やすい人
・双胎などの多胎妊娠の場合
・経産婦
また、皮下脂肪などが厚いと皮下組織の弾力性がなくなるので、妊娠線ができやすいタイプと言えるでしょう。
できやすい場所はもちろんお腹ですが、少し見えにくい下腹部や、乳房や太ももまで、妊娠線ができることも。乳房にできる妊娠線は乳輪を中心に放射線状に現れやすく、太ももも同じく放射線状になります。
妊娠線を予防するための3つのポイント
妊娠線を予防するには、肌の水分量を多く保つことが大切です。そのためには皮膚の油分を落とさないこと。ポイントは3つあります。しっかり覚えておきましょう。
ポイント1.油分をあまり落とさない石けんを選びましょう
皮膚の油分を落としすぎると、油分がなくなってしまいます。油分がなくなると、水分が減ってしまう原因に。そのため、泡の立たない油分をあまり落とさない石鹸を選びましょう。
ポイント2.ゴシゴシ洗わない
皮膚を洗うときは、手拭やタオルなどでゴシゴシこすらないようにしましょう。手で洗うか、スポンジでやさしく洗うのがオススメ。皮膚をこすることで油分をよけいに落としてしまいます。
ポイント3.ぬるめのお湯でゆっくり&スキンケア
あついお湯は油分の分解を早めるもと。羊水の温度と同じ程度の39度くらいのぬるめのお湯に、ゆっくりとつかってみましょう。
お風呂から上がったあとも体を冷やさないよう、冬は部屋をよくあたためておいてくださいね。
お肌のケアは乳液、クリームなどをマッサージのように、お腹全体にすり込みます。また、ストレッチなどで身体を動かすのも皮膚の柔軟性を保つことに繋がるでしょう。
その他にも知っておきたいケアのポイント
そのほかにも妊娠線の予防ポイントとしては、下記のようなものがあげられます。
・バランスの良い食事を心掛ける
・カロリーの高い食べ物は控えめに
・体重増加は8kg~10kg程度を目標に
・妊娠線専用クリームなどでしっかり保湿を
しっかり注意して、妊娠線ができないようにしましょう。
【体験談 Pick Up】オススメの保湿クリーム
・ニベア
投稿者:みみさん
私はニベアの青缶です! 最初は妊娠線予防のちゃんとしたの買おうかと思ったんですが、実際変わらないみたいです。それより自分の肌に合う、保湿力高めのを使った方がいいみたいですよ。 高い妊娠線クリーム塗ってもできちゃう人も沢山居ますからね(;o;) 後は体重の増加も妊娠線できやすくなるので気をつけて下さい☆
・馬油
投稿者:まーさん 20代
私は馬油を使ってました☆ 幸い妊娠線も出来にくい体質だったみたいで、昨日出産したのですが出産前の半月ぐらいしか使ってませんでしたが(^-^; お肌に良くて、洗顔後それだけのケアだけで済ませてる人もいるみたいなので、忙しい産後もちょうどいいなと思ってます(^^)
・ジョンソンのラスティングケア(ボディクリーム)
投稿者:もりこ さん 30代
私は市販のジョンソンのラスティングケア(ボディクリーム) をたっぷり使ってます。 現在36週ですが妊娠線は出てません。 腹囲は95センチで結構大きくなってます! それ専用のは値段もするのでやめました。 市販のクリームをたっぷり朝と晩に塗ってます。 ご参考になれば幸いです(^^)
・ヴァセリン
投稿者:こみかど さん
ヴァセリン塗ってました(^^) お腹のど真ん中に薄茶色の線が出ましたが産後は薄くほぼ消えてます。 大きなヴァセリンを買ったのでたっぷり使って保湿しました。
妊娠線の予防ケアをしながらマタニティを満喫
妊娠線予防は、妊婦自身の身体のケアにもなります。バランスの良い食事を食べたあとは泡のお風呂につかって、その後はクリームでマッサージ…。
妊娠線の予防をしながら、そんなゆとりのあるマタニティライフをおくってみてはいかがでしょうか?
(Photo by:https://www.photo-ac.com/)