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解離性健忘の治療でもっとも注意したい症状『思い出し』

 

過去のことをすっかり忘れ、ある瞬間や出来事の記憶がぽっかりと空いてしまうのが解離性健忘の特徴です。

普通、人間は過去のことを徐々に忘れていくことはあっても、完璧に空白になってしまうことはありません。ぼんやりと消えていくのが特徴です。

ところが解離性健忘では、本当に何があったかまったく覚えていないのです。

 

●解離性健忘とその治療

解離性健忘は記憶の喪失が基本的な症状で、記憶の喪失とともに抑うつ状態になる方も多いです。

過去の記憶の忘れ方は人によって違いますが、すべての記憶がないタイプもいればある特定の期間の記憶がないタイプもいます。

また、その期間の記憶はあるが特定の出来事に対する記憶がないタイプも、解離性健忘の1つの分類です。

治療では薬物療法がおこなわれるほか、催眠や心理療法を用いることもあります。

 

●『思い出し』に注意

物事を忘れる理由として考えられることが、『本人にとってつらい記憶である』ということです。

例えば幼いころに虐待されたことを、大人になるまで忘れていた方などもいます。

その記憶があるとつらくて生きていくのが難しいから、自分で記憶を閉じ込めたとも言えなくはないのです。

そのため、解離性健忘の治療では消えていた記憶を思い出すときには、十分な注意が必要とされます。

本人にとって消してしまいたいほどの苦痛な記憶ですので、向き合うことが出来ずに精神的に大きなダメージを負う危険性があるのです。

医師やカウンセラーによる心理的なケアはもちろん、周囲の人間によるサポートも思い出しの時期には欠かせません。

 

解離性健忘の人が思い出しの時期に来ているとき、周囲の人間はなるべくトラウマに触れないようにしましょう。

葛藤の解決を手伝う医師やカウンセラーと連絡が取れるなら、今患者にとって必要な手助けはなにか確認してみるのも効果的です。

 

(Photo by: [//pixabay.com/static/uploads/photo/2014/03/27/21/09/fear-299679_640.jpg])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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