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解離性同一性障害だと別人格の認知・記憶はどうなるの?

 

解離性同一性障害は多重人格とも呼ばれる病気で、複数の人格が1人の体の中に存在する病気です。

元々あった人格を基本人格と呼び、支配時間が長い人格を主人格、主人格よりは支配時間が短い交代人格などがいます。

 

●別人格のことは覚えていないケースが多い

解離性同一性障害の場合、主人格にしても交代人格にしても、そして基本人格にしてもの人格のことは覚えていないケースが多いです。

他の人格の存在及びほかの人格が行ったことについて、ある程度知っているケースもありますが、その場合もすべての人格と記憶を網羅できるわけではありません。

どこかしらに穴があるのが、解離性同一性障害の人格に対する記憶です。

 

●ほかの人格の記憶を持っているなら話が通じるケースも

さまざまな人格の中でも主人格、主人格に近い交代人格の場合はほかの人格への説得役を引き受けてくれる場合もあります。

彼らはその他の交代人格の存在、そして交代人格から得た情報を元にさまざまな判断をしているケースが多いからです。

人格統合の必要性を理解し、人格統合について前向きに考えてくれる人格は治療の際に役立ちます。

 

●空白の時間は『空白』のまま

解離性同一性障害でほかの人格が出ているときの記憶がない場合、『よくわからないが時間が飛んだ』ということで本人の中では処理されることがほとんどです。

解離性障害の仲間に解離性健忘や解離性遁走がありますが、いずれの場合も健忘した時間や遁走したときのことは『よくわからないけど覚えていない』のが特徴です。

このことから、よくわからない、知らない時間、やった覚えのないことの結果(知らない場所にいる、部屋の様子が違うなど)があれば解離性障害の疑いがあります。

 

解離性同一性障害の人格は、必要に応じて作られると考えられます。

心理的なストレスや強烈な虐待体験があればあるほど、1つ1つの物事に対応する人格が出来上がっていきます。

宗教団体と親からの虐待を描いたノンフィクションの『ジェニーの中の400人(ジュディス・スペンサー著)』では、破片的人格(人格の初期のようなもの)も合わせると400人が1人の中にいました。

 

(Photo by: [//pixabay.com/static/uploads/photo/2013/10/10/18/25/face-193723_640.jpg])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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