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メンタル

突然狭いところが怖くなった…閉所恐怖症の根本原因は何だろう?

 

閉所恐怖症とは狭い場所、極端に小さいスペースが怖い症状です。エレベーターやバスが苦手な人は閉所恐怖症の可能性があります。

閉所でパニック障害が起きる場合は、パニック障害の分類となります。

 

閉所恐怖症の根本原因はこれ!とわかっているわけではないのですが、考えられるいくつかの原因を挙げてみます。

 

閉所恐怖症の原因・トラウマ

まず1つはトラウマによって閉所恐怖症になってしまう例です。

 

例えば、女優の水野美紀さんはパパラッチに追いかけられた時に、車のトランクに隠れたことが原因で閉所恐怖症になったと語っています。

恐怖体験+閉所という条件が重なることによって、閉所に恐怖を覚えるようになります。

 

幼いころ悪いことをすると押し入れで反省した、虐待などでずっと狭いところに閉じ込められたとなると、トラウマからの閉所恐怖症の可能性も高いです。

 

閉所恐怖症の原因・生育歴

閉所恐怖症の原因でトラウマ以外に考えられるのが生育歴です。これは直接的に閉所に関係していない点でトラウマとは異なります。

 

例えば、一家の末子として生まれてあまり構ってもらえなかった、逆に過干渉で常に親からの期待があったなどさまざまな状況で、子どもは親からの圧迫感を感じます。

 

その時の圧迫感と閉所にいるときの圧迫感が混在して、ストレスなどを機にして閉所恐怖症として現れる可能性があります。

 

閉所恐怖症の原因にはトラウマ・生育歴がよく言われますが、そのほかにも体が敏感になっている可能性も指摘されています。

 

いずれにしても治療法は一緒で、カウンセリングを受けたり曝露療法などを通して閉所恐怖症を治していきます。

そして、ストレスによって発症しやすい場合は、ストレスコントロールの方法も学んでいきます。

 

狭い場所に閉じ込められると怖い…閉所恐怖症は恐怖症とパニック障害の二つに分けられます

エレベーターの中や電車、バスと言った場所に恐怖感を感じる閉所恐怖症というものがあります。イメージとしては密閉された空間で起こる印象がありますが、そうでなくてもMRIの検査装置や、試着室などと言った場合で生じることもあります。

 

ふたつにわけられる閉所恐怖症

閉所恐怖症というのは以下の二つに大分することができます。

 

単一な恐怖症としての閉所恐怖症

・恐怖症とは

恐怖症と言うのは特定の物や状況に恐怖を感じ、それを避けたり我慢したりするものです。恐怖の対象は様々で、対人恐怖症や社会恐怖症、男性恐怖症、醜形恐怖症など挙げていけばきりがありません。

 

・恐怖症のひとつの場合

恐怖症のひとつとしての閉所恐怖症の場合は、単純に閉所が怖いのであって発作などが起きるわけではありません。ただ閉所そのものが怖いのです。

 

この場合ケースによりますが、次に説明するパニック障害として閉所恐怖症よりも治る可能性が高く、生活への影響が低いと言えます。

 

パニック障害としての閉所恐怖症

・パニック障害とは

パニック障害ではパニック発作が最もよく見られる症状です。「自分はこのまま死ぬのではないか」と思うくらいの動悸や息苦しさと言った発作が見られますが、すぐに治まります。

 

また、この発作が起こるのではないかという心配が、発作を引き起こすことも特徴です。

 

・パニック障害のひとつの場合

発作が最も特徴的です。パニック障害の場合、閉所が怖いのではなく、閉所に言って発作が起こることが予想されて怖い、あるいは発作を生じるというのが特徴です。恐怖症の場合と比べるとパニック障害の方が重症と言えます。

 

もしかしたら閉所と共に過去の嫌な思い出を想起するという場合には、心的外傷後ストレス障害の可能性も否定できません。

 

閉所恐怖症はどんな症状?どんな場所で起こるの?

恐怖症の中に閉所恐怖症というものがあります。

これは文字通り、エレベーターや車、トンネル、MRI検査装置などといた閉所に恐怖を感じ、様々な症状が生じます。

 

閉所恐怖症の症状

上記の通り閉所恐怖症の症状は様々です。

・めまい

・ふるえ

・発汗

・顔面紅潮

・吐き気

・手足のしびれ

・胸の締め付け

・息苦しさ

・意識が遠くなる

 

こうした症状のうちのいくつかあるいは他の症状が見られることもあります。

 

発症したときはこうした症状が突然現れるので、驚く以上に「このままどうにかなってしまうのではないか」という不安が押し寄せるようです。

 

しかし閉所恐怖症はそのまま命に関わる状態になることはありません。しばらくすれば症状は治まってしまいます。

 

ひどい場合はトイレでも起こる!?

閉所恐怖症の人が恐怖を感じる場所はたくさんあります。

・エレベーター

・乗り物(飛行機、バス、電車、車)

・トンネル

・MRI検査装置

・試着室

・締め切った会議室

・トイレ

 

閉所と言うと密閉された空間を想像しがちですが、症状がひどくなってくると密閉されていない空間でも恐怖症を発症することがあります。

 

ただ、恐怖症の種類は様々あり、バスや電車と言った乗り物の場合には乗物恐怖症である、あるいは併発している可能性がありますし、飛行機の中で症状が出る場合には飛行機恐怖症と言われることもありますし、乗物恐怖症と高所恐怖症が併発している可能性もあります。

 

いずれにしても診断に際しては、しっかりと閉所で症状が出るということを確認する必要があります。

 

閉ざされた場所にいることで自分が閉じ込められたような不安感を抱いて落ち着かず、上記のような症状が出ます。

健常者でも閉所に長時間閉じ込められたら多少恐怖を感じますが、閉所恐怖症の人の場合、身体症状と共に何としてもそこから出ようともがくのも特徴です。

 

パニック障害の症状の1つかも?閉所恐怖症には2つのパターンがあります!

狭い場所、閉塞感を恐れるのが、「閉所恐怖症」です。閉所恐怖症は不安障害の一種で、大きく2つのパターンに分けられます。2つのパターンを挙げ、それぞれの特徴を説明します。

 

単一の恐怖症

単純に狭い場所、閉塞感に対して恐怖や強い不安をいだくパターンです。閉所に対してどんな恐怖を感じ、自分でもその恐怖を自覚しています。閉所を極力避けるように生活し、時には日常生活に支障をきたすこともあります。どうしても閉所、閉塞感を避けられない場合はひたすら我慢し、強い不安にさらされます。

 

苦痛は大きいものの、激しい発作のような反応が出ることは少ないでしょう。

 

パニック障害の症状としての閉所恐怖

突然の強い不安や恐怖、呼吸困難や動悸、めまいなどを生じるのがパニック障害の特徴です。これらの激しい身体症状はパニック発作と呼ばれ、パニック障害の人は「いつ発作が起きるのか?」と非常に不安を感じます。まだ発作が起こっていないのに、「いま発作が起きたらどうしよう」「こんな場面で発作が起こったら困る」「助けてくれる人が誰もいない。怖い」と恐れる「予期不安」の状態です。

 

閉所では、予期不安が高まります。たとえばエレベーター、飛行機など公共の乗り物、トンネルなど閉所、閉塞感がある場所は要注意です。

 

2つのパターンはどこが違うか

飛行機を例にして説明します。

 

単一恐怖症としての閉所恐怖は、「飛行機の閉塞感そのものが怖い」状態です。パニック障害の人は、「発作を起こしたら困る場所だから、閉所である飛行機が怖い」と感じます。「そこで発作が起きたらどうしよう」という気持ちです。

 

どちらかといえば、単一の閉所恐怖症のほうが、治療の効果が表れやすいでしょう。パニック障害のほうが症状が激しく、治療も困難です。

どちらの場合も、心療内科などで治療を受けられます。 

 

ヘルメットや人混み、海中など…こんな場所でも起こります!閉所恐怖症の具体例

閉所恐怖症は、閉塞感を感じるさまざまな状況が恐怖の対象になります。一般的によく知られているものから、意外な場所まで、具体的な例を挙げます。

 

よく知られている場所・状況

飛行機やエレベーター、バスなど狭くて閉ざされた空間が、よく知られています。乗り物や小さな部屋、物置、倉庫、劇場、映画館なども同様です。トイレや浴室が怖く、扉を開けて使用する人もいます。

 

スペースではなく、閉塞感が問題になるケース

場所自体は広くて開放的でも、本人は閉塞感をもつ状況があります。たとえば、人ごみです。人が密集していて思うように動けない場所では、閉塞感が強まります。乗り物は平気でも、込み合った乗り物はダメだというケースも、人による閉塞感が原因でしょう。重度のケースでは傘をさすのも怖く、透明のビニール傘しか使えないほどだそうです。

 

身につけるもの

衣服などを身につけることによって、閉塞感を生じます。多いのは、フルフェイスのヘルメットです。密閉感があるので、閉所恐怖症の人にとってはかなりの恐怖でしょう。頭部の閉塞感でなくても、ウェットスーツのように体をピッタリと締め付けるものを恐れる場合もあります。マフラーや帽子が苦手な人もいます。

 

特定の状況・意外な場所

閉所恐怖症の人にとっては、広々とした海でも恐怖を感じることがあります。それは、海中に潜ったときです。水の圧力によって圧迫感・閉塞感をもちます。さらに音はくぐもって聞こえるのも、恐怖を増すようです。ダイビングやシュノーケルなどの装備で、閉所恐怖を感じるかもしれません。

 

水中と似た状況が、地下です。地下の広いホールでも、地上と隔絶されたスペース、という状況が恐怖を呼びます。地下にいると考えただけで、ドキドキし、地下鉄や地下トンネルが怖くなる人もいるでしょう。

 

医療の場面で、閉所恐怖が分かる場合もあります。最も多いのが、MRIです。筒のように狭い空間に入っていき、ある程度の時間を過ごさなければなりません。MRI撮影前には、閉所恐怖の有無を尋ねられるくらい、閉所恐怖を感じる人が多い状況です。

 

ここに挙げた場所では、だれしも「狭くて嫌だ」という気持ちや恐れを持つかもしれません。しかし、パニックになるほど強い恐怖や不安を感じたら、受診したほうがよいでしょう。

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2012/07/15-365191.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-20掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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