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メンタル

疾病恐怖は強迫性障害?それとも不安障害?疾病恐怖はどのような分類をされるの?

 

心の不安が原因となっている病気には不安障害、恐怖症、強迫性障害などがあります。

不安障害は以前は不安神経症と呼ばれていましたし、強迫性障害も強迫神経症でした。

これらの障害は非常に近い位置にいると言っても過言ではありません。

 

●疾病恐怖は不安障害分類

疾病恐怖など恐怖症は不安障害の亜種と言われています。

不安障害では『なんだかよくわからないけど不安』『とにかくすべてが不安』といった形で漠然と現れるのが特徴ですが、恐怖症では不安の対象がわかっています。

高所恐怖症なら高所に行かなければ大丈夫ですし、不潔恐怖なら自分が清潔にしていれば大丈夫です。

いずれにしても不安が主な症状ということで基本的には不安障害の分類に入っています。

 

●強迫性障害的な一面

疾病恐怖は不安障害ですが、それが強迫性障害に変わってしまうこともあります。

強迫性障害は、ある特定の行動をしたくないのに不安で止められないという病気です。

代表的なところでは手洗いが止められないといった症状があります。

疾病恐怖の不安感を打ち消すために自分なりのルールを作って、その行動が無意味だと知りながら止められないなら、強迫性障害の疑いが強いです。

 

例えば以下のような例があります。

自分が咳をしたときに肺ガンなのではないかと思い、何度も病院を受診した(この時点では疾病恐怖)。

そのうちに、咳をしたらそれをなかったことにするため水を1杯飲むクセをつけた(医学的根拠はない行動)。

咳をするたびに水を飲むが、すぐに不安になって1度咳をしたら5回水を飲むことにした(無意味な繰り返し、強迫性障害の疑い)。

5回水を飲んでも肺ガンの恐怖があるので、5回を3セット行うことにした(無意味な行動の繰り返しのセット、強迫性障害の疑いが強い)。

 

疾病恐怖によって強迫性障害的な一面が出ると、恐怖症を治すよりも治療に時間がかかりがちになります。

特定の行動で不安を消そうとする前に、専門的な治療を受けてください。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/09/27-370780.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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