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生活習慣病

本当に怖いのは合併症!高尿酸血症・痛風

 食卓

痛風=風が吹いても痛い!痛いのはもちろん嫌なものですが、本当に怖いのは痛いことではないのです。

高尿酸血症・痛風は合併症が多いのも特徴です。どのような合併症が多いのかまとめてみます。

 

腎障害

痛風が原因で起こる腎障害を痛風腎と言います

・血液中の尿酸が過剰になると、腎臓の組織に沈着して腎臓の血管が硬化して、血液をろ過して老廃物を排出する機能が低下します

・さらに腎機能が低下すると腎不全になり尿毒症が起こるため人工透析が必要になります

 

動脈硬化・高血圧症

痛風患者の約50%が高血圧症を合併しています。また、高血圧症の患者の大半に高尿酸血症が認められます。

何らかの原因で血管の壁がかたくなったり、狭くなったりすることを動脈硬化といいます。そうすると血栓が詰まりやすくなったり、血圧が高くなったりします。

また、血圧が高くなると血管の壁に傷をつけてそこから動脈硬化につながります。

その結果、脳、心臓、腎臓などに障害が出てきます。臓器に送られる血液量が減ってしまうため、心臓では虚血性心疾患である狭心症心筋梗塞が起こりますまた、脳出血脳梗塞といった脳血管障害も起こしやすくなります

 

肥満・脂質異常症(高脂血症)

食べ過ぎや運動不足が続くと肥満になります。肥満になると様々な生活習慣病の原因になります。

痛風患者の約40~70%が脂質異常症を合併しています。脂質異常症の診断基準であるコレステロール値や中性脂肪は特定健康診査の検査項目にも含まれていますので、定期的にチェックしましょう。

 

糖尿病

痛風の人に合併しやすい病気の一つで、糖尿病も一生付き合っていかなければなりません。糖尿病も合併症の多い病気です。3大合併症は網膜症、腎症、神経障害があります。糖尿病網膜症により失明の可能性、糖尿病腎症による腎不全、糖尿病神経障害により自律神経、末梢神経を冒し手足のしびれ、立ちくらみや膀胱障害、便秘・下痢などを引き起こします。

 

合併症があることで他の臓器が障害される可能性が非常に高くなります。痛風だけでなく、他の病気ともしっかりと向き合っていきましょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/12/14-384362.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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