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もやもや病ってなに?もやもや病の発生機序

医師

もやもや病とは一体何なのか?どのようにしてもやもや病が起こるのかまとめます。

 

もやもや病とは

脳の中には、首の動脈からつながってきた前大脳動脈、中大脳動脈、後大脳動脈があります。これが輪になっており、そこからさらに血管が分かれて脳の全体に血液を送っています。

もやもや病は、前大脳動脈と中大脳動脈に分かれるあたりで血管が細くなったり、詰まってしまったりして起こる病気です。進行すると後大脳動脈も細くなることがあります。

 

もやもや病の名前の由来

脳血管造影検査で、血管がもやもやとタバコの煙のような感じに見えるため「もやもや血管」「もやもや病」と名付けられました。では、なぜ血管がもやもや見えるのでしょう。

 

もやもや血管の理由

脳の細胞に栄養を送るための血管が細くなったり、詰まってしまうと、脳梗塞を起こして脳細胞は壊死してしまいます。そのために血管がとる対策として

1、他の血管を出来るだけ太くなるように広げて血液を流す

2、近くの血液を分けてもらおうとする

3、他の普段たくさん使われないような細い血管を確保して、血液を送ろうとする

 

この中で、3番目の状況が起こるともやもや血管が造影されて見えるのです。普段使っていないような細い血管まで総動員して血液を確保しようとするためなのです。しかし、太い血管と違って、細い血管は弱いのでその血液量に耐えられず、しばしば出血してしまうことがあります。これが脳出血です。

 

どれくらいいるの?

・もやもや病は日本で発見された病気

・欧米人よりアジア人に10倍程度多いようです

・特に、日本と韓国に多い傾向があります

・性別では男性:女性で1:1.8で女性に多い傾向で

・2003年の調査では約7500人の患者が日本国内にいると報告されています

・5~10歳と40歳前後に発症のピークがあります。(どの年齢でも見つかっています)

 

もやもや病の概要をまとめました。

現在では脳のMRIが以前より簡単に撮られるようになったため、無症状で見つかることが増えてきました。脳ドックを受けることも予防には大切なことかもしれません。

 Photo by://pixabay.com/ja/%E5%BF%83%E8%87%93-%E4%BA%BA-%E5%8C%BB%E8%80%85%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA-%E5%BF%83%E8%87%93%E7%97%85-%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF-%E5%81%A5%E5%BA%B7%E8%A8%BA%E6%96%AD-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3-217139/)

 

著者: amママさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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