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もしもあなたがもやもや病を発症したら〜症状別リハビリの概要〜

ナースコール

もやもや病では、脳の大きな血管の前大脳動脈、中大脳動脈、進行すると後大脳動脈が詰まったり、細くなったりして虚血となり脳梗塞が起こったり、周りの細い血管から脳出血を起こします。これは大脳に起こります。大脳は部位によって役割が決まっており、損傷した脳の部位によって起こる障害も違います。

 

脳梗塞・脳出血後の症状の一例

右の大脳が損傷

・左半身の麻痺やしびれ

・左半側空間無視(視力には問題がないのに、左側への注意が向かず、左側だけ無視をしているようになる)

 

左の大脳が損傷

・右半身の麻痺やしびれ

・失語症(人の話していること、書いてあることが理解できない。単語が出てこない、文章にすることが難しいなど)

・計算ができない

 

脳の後ろ側(後頭葉)が損傷

・視力障害

・視野障害(視野の一部がかけて見える)

・視覚障害(歪んで見えたり、色が違って見えたり、濃淡がわからないなど)

 

症状の一例なので、大脳の左側が損傷したからといって必ず失語症が出たり計算ができなくなるわけではありません。また、部位によっては感情をコントロールすることができなくなったり、計画建ててものを考えることができなくなったりなど、様々な症状が出ることがあります。

 

リハビリ

症状に合わせたリハビリが行われます。脳梗塞や脳出血が再発しないように、血圧などに細心の注意をはらって行います。

 

理学療法

・麻痺の機能回復

・寝起き、立ち上がり、歩行、車いす操作などの基本動作

・階段、屋外歩行などの応用歩行

・自宅の家屋調整 など

 

作業療法

・麻痺の機能回復

・日常生活の動作の再獲得(食事、トイレ、着替え、洗面、お風呂など)

・役割動作の再獲得(家事、仕事、勉学など)

・注意機能や、記憶などの脳の機能のリハビリと代償方法

・自宅の家屋調整 など

 

言語聴覚療法

・失語症に対するリハビリ

・口腔機能のリハビリ(唇の動き、舌の動き、飲み込みなど)

・注意機能や、記憶などの脳の機能のリハビリと代償方法 など

 

症状に合わせて、リハビリの専門家、また医師・看護師・ソーシャルワーカー、そして患者本人、家族などが連携してリハビリを行っていきます。

 

 (Photo by://www.ashinari.com/2008/11/07-010090.php)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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