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気になる病気・症状

他人事ではない?もやもや病の発見から診断、治療までの流れとは

 

点滴つなぎ

急に体の右もしくは左に力が入らなくなって数分後には戻る。急に言葉が出なくなるけど数分後には戻る。

あれ?これって一過性虚血発作?もやもや病?と少しでも疑いがあったら病院に行きましょう。

ここでは病院に行ってからどのような流れで治療が行われるかまとめます。

 

受診・検査

・MRI、MRA(脳と脳の血管がどのようになっているか検査)

・SPECT、PET(血液がどこに足りていてどこに足りないかを検査)

問診と一緒に、上記の検査などを行います。外来で受けることができますが、特にMRIでは狭くてうるさい場所に一人で入るので、小学生以下の子どもなど鎮静が必要な場合などは1泊2日の検査入院が必要なこともあります。

 

診断

検査結果からもやもや病と診断されます。

検査の結果を総合してみてみると、同じもやもや病でも、血流が足りているところと足りていないところが一人ひとり違うことがわかります。

・成人で脳血流が足りていて、不足のない人は、手術をしないで外来フォローします

・成人でも脳血流が足りていない人などは手術を検討します

・子どもで一過性脱力発作などの症状がある場合はほとんどが手術適応となります

 

追加検査

手術が必要と判断される人は脳血管の撮影を行います。足や手の動脈からカテーテルを入れて、首のあたりまで先を誘導して、そこから脳の血管に造影剤を入れて撮影します。目が覚めた状態で行うことは子どもにとって苦痛が強いので、全身麻酔を使って寝ている間に検査を済ませてしまうことも多いです。

 

手術適応

手術適応があると判断されると、手術の同意を得た上で、予定日を相談して決めます。

病院によって手術の方針があり、医師との相談も必要ですが、手術数日前から入院して、短くて約2週間程度の入院期間です。手術前には、手術・麻酔に体がしっかりと耐えられるかどうか調べるために、心電図などの検査が行われます。何回かにわけて手術が必要であったり、手術後の傷の安定具合などでも入院期間は変わってきます。

 

退院後

2週間、1ヶ月、その後1ヶ月、半年から1年後など医師の指示に従って外来でフォローを受けることになります。医師の判断により比較的早期から復学、復職が可能であることが多いです。

 

適切な治療を受けることで制限のない生活をおくることもできます。ちょっとしたサインで見逃さずに病院に行きましょう。

  (Photo by://www.ashinari.com/2008/11/07-010089.php)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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