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最近ぼけてきた?転んで頭を打ったら要注意!高齢者に多い慢性硬膜下血腫の特徴と治療

おばあちゃんの手

 

慢性硬膜下血腫とは何でしょうか?なぜ高齢者で注意をしなければならないのでしょうか?

 

慢性硬膜下血腫とは?

脳を包むくも膜と頭蓋骨の内側にある硬膜の間の硬膜下腔血液が貯まることを言います。血液が貯まると脳を圧迫して様々な症状が出やすくなります。頭を打つなどして1~2ヶ月で症状が出てくることが多いです。

 

高齢者で多い慢性硬膜下血腫

転倒して、軽く頭を打った。もしくはなんの覚えもないくらい少しぶつけたくらいの怪我でも、脳を覆う膜の血管に微細な傷ができて血液がじわじわ出てきてしまいます。

・血管がとても弱くなっていること

・加齢に伴う脳の萎縮があり、血液がたまりやすい隙間が空いている

・足腰が弱っていて転倒して頭を怪我しやすいこと

・持病で血液をサラサラにする薬を飲んでいること

以上が高齢者に慢性硬膜下血腫が多い要因となっていると考えられます。

 

高齢者の症状の出方の特徴

・最近なんだかボーっとしている

・反応が乏しくなった

・少しずつ、でも確実に体が動かしづらくなっているようだ

・失禁するようになった など

印象としては、「最近急にボケてきたみたい」というように感じることも多いでしょう。若年者で生じるような頭痛、吐き気、嘔吐などは高齢者の場合には出ないことが多いです。

 

治療

ごく少量の出血であれば、外来での経過観察で吸収されてしまうこともあります。

一般的には頭に小さな穴を開けて血液を抜き取る手術で血液の塊をとってしまいます。頭に小さな穴を開けて行う手術なので、比較的体の負担が少なく高齢者であっても適応になります。

 

「ついに認知症になったんだわ」「脳卒中にでもなったのかしら」と周りにいる人は気づかないことも多いかもしれません。「最近なんだかおかしい」そう思ったら病院に連れて行きましょう。

 (Photo by://www.ashinari.com/2010/05/07-036441.php)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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