カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 脳・神経 >
  4. 脳出血 >
  5. 慢性硬膜下血腫の術後の経過 再発することはあるの?

気になる病気・症状

慢性硬膜下血腫の術後の経過 再発することはあるの?

手術室2

治せる認知症とも呼ばれる慢性硬膜下血腫。高齢者だけではなく、頭部外傷によって若年者でも起こりうる病気ですが、治療後はどのような経過をたどるのでしょうか?

 

慢性硬膜下血腫の術後

術後は、血腫が取り除かれてみるみるうちに脳の機能が回復していくことがほとんどです

・局所麻酔で行われるときには「頭がスッキリしてきた」と術中に話される患者さんもいます

長期間圧迫され続けていた場合は一部戻らない機能、後遺症が残る場合もあります

・後遺症は圧迫されていた部位によって違います(片麻痺、言語障害、認知症のような症状など)

・手術で脳に刺激が加わったことで、一時的に痙攣を生じることがあります

・高齢者などで痙攣を生じやすい人には抗けいれん薬を使うことがあります

・必要に応じてリハビリテーションを行います

なるべく早い退院が望ましく、外来で抜糸も可能です

順調であれば1~2週間で退院できます

・手術翌日に退院する場合もあります

 

再発

約10%の方が再発するといわれています。再発をした場合には再手術が必要になります。

以下の人が再発しやすいとされています。術後も医師の指示にしたがって受診をして、再発を見逃さないようにしましょう。

・高齢者で加齢に伴う脳萎縮が強い人

・血液が固まりにくい因子を持っている人

・髄液を流してあげる道を作るような手術(髄液短絡術)をした人

 

繰り返す再発

珍しい例ではありますが、再発を繰り返す人がいますそのような人に対しては、開頭をして、血腫を覆っている膜(血腫皮膜)ごと取る必要があります。

 

正しく診断して、時期を逃さなければ完治できる慢性硬膜下血腫。高齢者と同居される家族などは気をつけてみておきたいですね。

 

(Photo by://pixabay.com/ja/%E5%8C%BB%E5%AD%A6-%E5%8C%BB%E7%99%82-%E6%89%8B%E8%A1%93-%E7%9C%8B%E8%AD%B7%E5%B8%AB-%E5%8C%BB%E5%B8%AB-%E6%93%8D%E4%BD%9C-%E5%8B%95%E4%BD%9C-%E6%82%A3%E8%80%85-%E6%BB%85%E8%8F%8C-91754/)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

脳出血に関する記事

脳出血の2種類の治療法とは?

脳出血は脳内で血管が切れて出血した状態です。 普通の出血と違って問題があるのは...

高齢者に多い疾患!慢性硬膜下血腫は予測できる!?その検査法とは

高齢者に多い慢性硬膜下血腫。忘れてしまうくらい、ちょっと転んで頭を打った事が...


外科手術が一般的 慢性硬膜下血腫の治療に漢方薬が有用?

  慢性硬膜下血腫に対する治療は、外科手術が一般的とされています。内科療法でも...

『脳梗塞・脳出血』の症状の違いって?~救急時の対処法について

脳卒中とは『脳梗塞・脳出血・くも膜下出血』の総称のことで、脳血管に異常が出てお...

カラダノートひろば

脳出血の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る