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もしも慢性硬膜下血腫になったら どんな手術が行われるのか?

手術道具

適切な時期に治療を行えば、完治することもできる慢性硬膜下血腫。「頭の手術」と聞くと怖いイメージを持ちがちですが、実際にはどのような手術が行われるのでしょうか?

 

手術の方法

麻酔は局所麻酔で行うことが多いです(体への負担も少なくなります)

2局所麻酔をした後、頭皮を3~5cm程度切ります

3頭蓋骨に1.5cm程度の穴を開けます

4開けた穴から細い管を通して、溜まっていた血液の塊を取り除きます

5場合によって血腫のあった部分を洗浄します

6細い管をそのまま残して先に袋のようなパックをつけて、周りの傷を閉じて手術を終了します(残っている血液も出てきてパックに溜まってくれます)

7術後1~2日程度で細い管を取り除きます(手術室ではなく、病棟の処置室などで行われることも多いです)

 

手術の危険性

比較的体への負担が少ない手術ではありますが、全く危険がないわけではありません。医師はその可能性を説明する責任がありますので、よく手術の話を聞いて理解しましょう。

・頭蓋骨に穴を開けたり、細い管を入れるので脳を傷つける可能性があります

・手術の痛みなどで血圧が上昇して脳出血を起こす可能性があります

・血腫を取り除くと急に脳への圧迫がなくなるので、予想しないところで脳出血が起こる可能性があります

・外科手術における一般的な危険性

 

手術をしないという選択をすると

・血液の塊が大きくなり脳の圧迫を続け、様々な神経の症状が出てきます

脳の圧迫が進むと、脳ヘルニアという状態になり、呼吸機能、循環機能を司る脳幹という部分に影響を与えて生命に危険を及ぼします

・ごくまれに自然に吸収されることはある

 

危険性などを聞くと、より怖いイメージを持つかもしれませんが、これを予防するために、執刀する脳神経外科の医師だけでなく、麻酔医や看護師、あるいは別の科の医師も一緒に連携して手術を行います。何よりも、患者本人が元の状態を取り戻すためにも手術が勧められています。

 

(Photo by://pixabay.com/ja/%E6%89%8B%E8%A1%93%E5%99%A8%E5%85%B7-%E6%89%8B-%E6%8A%80%E8%A1%93%E8%80%85-%E6%BA%96%E5%82%99-%E6%89%8B%E8%A1%93-%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD-%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97-%E6%BB%85%E8%8F%8C-81489/)

著者: amママさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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