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気になる病気・症状

頭を打ってからしばらく経った後に異変?慢性硬膜下出血とは その問診票

事故

交通事故にあって、頭を打ったけどなんともなかった!でも数カ月後になんだか体の調子がおかしくなってきた。脳梗塞?もしかしたら慢性硬膜下血腫かも?

 

問診・診察

症状は?

若年

・しつこい頭痛

・片麻痺(歩きにくい、腕が重い、動かしづらい、箸をすぐに落としてしまう、脱力など)

・言語障害(話しにくい、言葉が出にくいなど)

・錯乱

・変動する眠気

・記憶障害

・吐き気・嘔吐 など

壮年~老年期

・記憶力低下

・意欲が低下している(ボーっとしているなど)

・見当識障害(今日の日付がわからない、どこにいるのかいまいちわからないなど)

・認知症のような症状

・失禁がある など

 

既往歴・生活歴

・飲んでいる薬はあるか

・頭を強く打つような事故などはあったか

・飲酒はするか など

 

飲酒家で、数カ月前に頭部外傷の既往があれば最も先に慢性硬膜下血腫を疑います

一般に頭蓋の円蓋部の頭蓋骨直下と脳表の間に三日月形(凹凸レンズ状)の血腫を認めます。また血腫腔内に隔壁を認め、いくつもの部屋に分かれた多房性の場合もあります。左右両側性の場合が10~20%にみられます。

 

検査

CT・MRI

CTでは症状が出ていれば、血腫がある部分が明確で、脳が圧迫されて偏っていたりするのも明確にわかります。一般的には頭蓋骨と脳の間に三日月形に血液がたまっている様子がわかります。また、血腫がいくつかの部屋にわかれたものもあります。約10~20%が左右両側性にみられます。さらに、CTに写る血腫の色合いによって、低吸収型、等吸収型、高吸収型、混合型、鏡面形成型に分けられます。症例によっては、血腫と脳の区別がつきにくい場合もあるのでその場合はMRIが有効な手段です。

MRIでも特徴的な所見があるので、診断に適しています。特に両側性の等吸収型を診断したり、血液がどのように広がっているのか見るときに有用です。

 

頭部単純X線撮影

特殊な石灰化した慢性硬膜下血腫以外は診断が不可能です

体に負担のある検査はなく、診断は比較的容易であると思われます。頭を強く打った後は、少しの変化でも注意をしておきましょう。

 

(Photo by://pixabay.com/ja/%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97-%E4%BA%8B%E6%95%85-%E8%87%AA%E5%8B%95-%E9%9D%92-%E5%A3%8A%E3%82%8C%E3%81%9F-%E8%BB%8A-%E8%A1%9D%E7%AA%81-%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5-2940/)

 

著者: amママさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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