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多系統萎縮症と診断されたら…申請と給付手続き

診療科

あまり聞き馴染みのない病気。診断されたら、本人も家族も受け入れることにある程度の時間がかかるでしょう。自分自身らしい生活をなるべく長い時間送るためにも、考えながらでも、各種申請と給付手続きは忘れずにしておきましょう。

 

特定疾患医療受給者証

多系統萎縮症は政府に特定疾患、いわゆる難病として認定されています。申請すると、所得に応じて医療費の助成が受けられ、1医療機関の1ヶ月あたりの医療費の自己負担額が一定になります。また、院外処方の薬剤費は自己負担が生じません。

申請は居住している保健所で行います。

1,保健所で申請書と診断書をもらい、

2,もらった診断書の様式で主治医に書いてもらって、

3,必要書類と一緒に保健所に提出します。

 

障害者手帳

身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の3種類の障害者手帳があります。

多系統萎縮症では主に身体障害者手帳が交付され、審査・判定によって決定した障害の程度に応じて福祉サービスが受けられます。肢体不自由、平衡機能障害、そしゃく機能障害、音声機能、膀胱または直腸機能障害などそれぞれで認定基準が設けられており、基準が満たされれば交付されることになります。

市区町村の障害福祉担当課や福祉事務所、また病院内であれば地域医療相談室などソーシャルワーカーに相談してみましょう。

 

介護保険

多系統萎縮症(脊髄小脳変性症でも)の場合40歳以上であれば利用が可能です。

申請は入院中でも可能で、

1,市区町村の介護保険担当の課か地域包括支援センターに申請し、

2,訪問調査を受け、

3,調査結果と主治医の意見書で審査され、

4,要介護度申請書と診断書、住民票を保健所に提出し(原則30日以内)、

5,要介護の方は居住介護支援業者、要支援の方は地域包括支援センターに担当してもらって、サービス内容を決定します。

 

疾病手当金

職場の健康保険組合や協会けんぽに加入していると、病気療養のため会社を休んで減給、無給となった時に手当金として支給されます。受給要件があるため、会社に問い合わせてください。

 

障害基礎年金・障害厚生年金

国民年金加入者が障害が残った時に受け取れる年金です。加入期間など受給条件があるので、国民年金は市区町村の国民年金窓口に、厚生年金は社会保険事務所に問い合わせてください。また厚生年金から障害基礎年金に上乗せして支払われる障害厚生年金もあります。

 

高額医療費

食事代や希望で個室に入ったなど差額ベット代を除いた医療費の限度額(収入によってかわる)を超えた場合に申請すると払い戻されます。加入している健康保険の事務担当に問い合わせてください。

 

以上、手続きは面倒ではありますが、利用できるものは利用して、少しでも心配なく、少しでも楽に生活を送るための準備をしましょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2009/09/02-027363.php)

 

著者: amママさん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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