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高次脳機能障害を知ろう!注意障害とは

ノートト鉛筆

高次脳機能障害で最もよくみられる注意障害。注意障害は全ての機能に影響を与えています。

 

注意機能とは

注意を維持できる:適切な強さで、持続的に注意を向けていられる

例:授業を一定時間聞いていられる、仕事に一定時間集中して取り組むことができる など

選択的に注意を向けられる:大量の情報から特定の刺激を選択する能力

例:周りでラジオの音や他の人の声が聞こえていても、自分の取り組むべき仕事に集中して取り組むことができる、たくさんの文章の中から目的とした文章を見つけ出すことができる

注意の制御:注意を配分できる、転換できる

例:仕事に集中していても話しかけられるとそちらに注意を向けることができる、作業を中断した後にすぐに自分の仕事に戻ることができる、鍋を火にかけながら材料を切るなど2つ同時に作業ができる

 

注意機能が障害されると

・仕事のミスが多い

・やらなければいけないことを見落としてしまう

・たくさんのものの中から目的のものを見つけられない

・仕事に非常に沢山の時間がかかる

・同時に複数の事を進められない

例:事務仕事

・書類を作っていても、速度が遅く、誤字脱字も多い。

・書類に書くべき必要な項目を見落として書いていない

・備品を発注しようとしてもカタログの中から目的の品物を見つけることができない

・2つ以上の仕事を頼むと、どちらか一方しかできないか、どちらも中途半端になってしまう

・周りの声に反応してしまって、自分の仕事が進まない など

 

例:料理

・レシピを見ていても、調味料を見落としてを入れ忘れてしまう

・同時に違う料理をつくることができない

・電話がかかってきても気がつかない

・電話に出た後すぐに作業に戻ることができない

・一つづつ調理をするので時間がかかる など

 

注意障害の評価

神経心理学的検査を行います。たくさんの時の中から目的のものを選び出したり、数字やかなの羅列を覚えたりなど机上での検査と、行動観察を行って作業療法士、言語聴覚士、看護師などが評価を行うものもあります。

 

評価は主に病院でも行いますが、評価では見えにくいものも多く、評価では正常値なのに、日常生活では影響があることもあります。家族や同僚など周りの人の評価も大きな参考になります。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/04/28-361315.php)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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