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高次脳機能障害を知ろう!社会行動障害と自己認識の低下

会話

高次脳機能障害では、記憶障害、注意障害、遂行機能障害以外にも、社会生活を送る上でコミュニケーションを円滑に図るための能力が低下することがあります。

 

社会行動障害

・依存性・対抗

すぐに他人に頼るような素振りをしたり、子供っぽくなる

・欲求コントロールができない

我慢ができず、ほしいと思ったものは際限なく買ってしまったり、好きなものを延々と食べたりなどしてしまう

・感情コントロールができない

場違いの場面で急に泣いたり笑ったり、ごく些細なことで激怒してものや人に上がってしまったりなど、大した理由もないのに感情を爆発させてしまう

・対人技能が稚拙

相手の立場や気持ちを思いやることができないため、良い人間関係が築けない

・固執

ある物事に強いこだわりをもち、容易に変えることができない。儀式のようにいつまでも同じように続けていることもある

・意欲、発動性の低下

自分では何もしようとしない、人に言われないと行動に移せない。端から見るとただボーっとしてるように見えることもある

・抑うつ

ゆううつな状態が続いていて何もできないでいる

 

病気や怪我の前と比べて、「なんだか性格が変わってしまったようだ」「あんなにアウトドアが好きだったのに、今はリビングのソファーに座ったまま一日中ボーっとしている」「なんでもないようなことで急に怒り始めて手がつけられない」「仕事に行っても、相手都合や気持ちを考えずに話してしまって困らせているようだ」などといった話が家族や職場の上司や同僚からきかれることもあります。

 

自己認識の低下

高次脳機能障害で多くみられ、特徴的なのが自己認識の低下です。自分自身に高次脳機能障害があるにも関わらず、病気や怪我の前と比べて「自分は何も変わっていない。今までどおりに仕事に行ける、自動車を運転できる」と思っており、その認識を変えることがなかなか難しいです。これがあることによって、高次脳機能障害の診察リハビリテーションの必要性を理解できないことも多々あります。

 

どのような症状が出るかは個人差が大きく、元来の性格の影響も大きいので、医療従事者や福祉関係者などの支援者と相談しながら模索していくことになります。本人に強く言われるなどすると、家族の方などは抱え込みがちですが、ぜひ相談してみてください。

 

(photo by://www.ashinari.com/2012/03/04-358665.php)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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