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高次脳機能障害のリハビリテーション~医学的リハビリテーションプログラム~

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病気が発症したり、怪我から回復してきて高次脳機能障害があると判断されると、まずは医学的なリハビリテーションプログラムが開始されます。

 

リハビリテーションの基本方針

・高次脳機能障害自体の改善

・代償手段の獲得

・障害の認識を高める

・環境調整、家族指導

 

どんなことをするの?

作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士などが協力して、その人の障害にあったプログラムを作成します。注意、記憶、遂行機能障害、社会行動障害、障害の自己認識などに対して、その能力を向上させるようなアプローチをします。また、社会行動障害に対して薬物治療が検討されることもあります。医学的リハビリテーションでは机上での訓練が中心になります。

 

リハビリテーションの一例

注意障害

・たくさんの文章や絵の中から(視覚的)、または音読された文章の中から(聴覚的)目的のものを見つける

・課題を一定時間集中して取り組む

・複数の課題を時間を意識したり、時間でアラームなどがなるようにして連続して交互に行う など

記憶障害

・単語や絵、文章を覚える練習

・関連付けて覚える、視覚イメージにして覚えるなど覚え方の工夫

・覚えたことを、時間を開けて思い出す練習 など

遂行機能障害

・自宅に帰った時の家事スケジュールをなるべく細かく立ててもらう

・仕事のスケジュールをなるべく細かく立ててもらう

・出かけるスケジュールを立ててもらう(電話帳や時刻表を使ったりなど)

・リハビリテーションのスケジュールを自分で立てて、時間の調整や物品の準備などを行ってもらう

・自分の行う作業を文章化して確認する など

社会行動障害

・自分自身の問題行動について振り返って、解決方法を支援者と一緒に考えてみる

・現在の自分の状況について客観的な評価と自己評価をすり合わせる など

 

環境調整・家族指導

本人はもちろんですが、家族の方も急な変化に戸惑うことでしょう。本人との会話は普通に出来て、体に不自由さもないのに、以前とはだいぶ変わってしまったのはなぜだか分からない、理解したくないという気持ちをお持ちの方も多いでしょう。医師やリハビリテーションの担当者、看護師、ソーシャルワーカーなどから、なぜそのような症状が起こっているか、そのように接していったらいいのかなどを説明、相談がなされます。また、本人が生活しやすいような環境調整の提案がされることもあります。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/09/20-350490.php)

 

著者: amママさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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