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なぜ起こる?くも膜下出血の原因・好発部位とは

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一度発症すると恐ろしい病気という印象が強いくも膜下出血。どのような原因で起こるのでしょうか?

 

くも膜下出血とは?

脳は内側から軟膜、くも膜、硬膜という3つの膜に包まれています。その内のくも膜と軟膜の間に出血があることをくも膜下出血といいます。

軟膜とくも膜の間には脳脊髄液という液が満たされており、それに脳が浮かんでいるような形になって脳を保護しています。はたくさんの血液を必要とするため、くも膜の下にはたくさんの太い血管があります。この血管が切れることで大量の出血がおこり、脳脊髄液の中にも血液が混ざります。

 

どうして血管が切れるのか

ほとんどがくも膜の下にたくさんある太い血管にできたコブ、脳動脈瘤の破裂によるものです。脳動脈瘤は100人に2~3人いるとされ、その中の1~1.5%が破裂するといわれています。

その他には、脳血管の壁が破れる場合(脳動脈解離)、けがで血管が切れる場合、脳血管の奇形である脳動静脈奇形から出血する場合、血液が止まりにくくなってしまう他の病気(血液や他の内臓)の場合などがあります。

 

脳動脈瘤の症状

一般的には脳動脈瘤は破裂するまでは無症状です。まれに、脳動脈瘤が大きくなったことによって周りの神経や脳を圧迫して症状を出すこともあります。

 

脳動脈瘤の好発部位

脳への血管は、首の前後左右の4本の大きな血管からつながって、脳の底の部分で輪になって、そこから枝分かれして脳の周りや脳の深層へ伸びていきます。脳動脈瘤は脳の底の部分にある分岐でよく見られます。

 

なぜ症状が出るのか

くも膜の下で出血したことによって、脳の周りを保護している膜を刺激することで激しい症状(髄膜刺激症状)を起こします。

 

多くの人が脳動脈瘤が原因となって起こるくも膜下出血は、脳ドックなどで発見できるようになりました。何かの機会をつくって、他の病気の予防のためにも受けることを検討してもいいかもしれません。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2010/10/29-037036.php)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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