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激しい頭痛を繰り返す?くも膜下出血の恐ろしい発作の再発予防のための治療とは

手術室入り口

くも膜下出血は突然の激しい頭痛を発症する恐ろしい病気です。そのくも膜下出血を繰り返さないためにも、外科的な処置として、再出血を予防する処置がとられます。

 

初期治療

まず鎮痛・鎮静がはかられます。重症の場合は、呼吸機能、循環機能にも影響を与えるため注意して治療を行います。

 

再出血予防

開頭手術:主にくも膜下出血の外科治療では開頭でのクリッピング手術がとられています。

・出血して脳の表面にある血液も出来るだけ取り除きます

・脳の周りの余計な水分を出して、脳圧が高くなり過ぎたり低くなりすぎたりしないように管を留置しておきます

血管内治療:コイル塞栓術が開頭手術より有効であると判断された場合に選択されていることが多いようです

・術中、術後は抗凝固、抗血小板療法は必須

・特に長期的な再出血予防効果についてはデータを集めている段階です

保存的治療

過度の血圧上昇を抑えて、安静を保ちます。再出血予防の効果は低いです。

 

どっちがいいの?

・全身状態

・年齢

・合併症

・動脈瘤のある場所

・動脈瘤の大きさ

・動脈瘤の形

などを考慮して、医師が開頭手術がいいか、血管内治療がいいか、開頭手術でも血管内治療でも可能か、あるいはどちらの適応もないか判断されます。

 

手術中の脳の操作について

・発症した時点で脳に大きなダメージが加わっている

・脳を操作するため、操作によるダメージが出る場合がある。一過性もしくは永久的に片麻痺、言語障害などの症状が出る場合がある

・手術の操作中に脳動脈瘤から再出血を起こす場合がある

 

手術後の経過

術後2週間は不安定な状況が続き、その状況に応じた処置がとられます。

 

脳血管攣縮(のうけっかんれんしゅく)

術後4~14日程度の間に脳血管が細くなって脳梗塞を起こすことがあります。約40~70%の人におこります。脳画像で起きていることがわかっても症状のでない人もいます。症状が出るものは約20~30%、うち3分の1は一過性、3分の1は脳梗塞によって後遺症残存、3分の1は死亡します。

水頭症

脳の水分の吸収が悪化すると水頭症が起こるため、その水を流すためのシャント術が必要になることがあります

 

治療法はその時の状態に応じて、医師が適切に選択して行っています。どの治療にもメリット・デメリットがあり、危険性があることも理解しておく必要があります。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2014/02/15-385898.php)

 

著者: amママさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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