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くも膜下出血の後遺症~神経症状~

杖歩行

くも膜下出血は3分の1から半数が発症すると命を落とし、3分の1が後遺症を残すといわれています。後遺症を残す理由は様々ですが、どのような症状があるかまとめます。

 

脳動脈瘤のある位置によって起こる障害

前交通動脈瘤

・嗅覚脱失

・記憶障害

・人格変化

・視床下部障害:特徴的な精神神経症状、自律神経症状、痩せや肥満などの症状が出ます

内頸動脈瘤・中大脳動脈瘤

・片麻痺

・失語症

・動眼神経麻痺

・視力、視野障害

椎骨動脈瘤

・下位脳神経障害:声がかすれたり、飲み込みに障害が出るなどします

 

脳梗塞・くも膜下出血での脳の損傷によって起こる障害

・片麻痺

損傷があった部分とは逆側に麻痺の症状が出ます。右半球であれば左片麻痺、左半球であれば右片麻痺になります。症状は軽度から重度まで様々です。

・言語障害、失語症

左半球が障害されている場合、失語症がおこる可能性があります。失語症の症状も様々であり、相手が話していることはわかるが自分の言葉が出づらいもの、流暢に喋ってはいるが意味の分からない文章になってしまうもの、書いてある文章の意味がわからなかったり、字が読めなくなったり、それぞれの症状が重なりあったりなど損傷された部位によって変わります。リハビリテーションは言語聴覚士を中心に言語訓練を行います。

・高次脳機能障害失行、失認、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会行動障害、自己認識の欠如など

体の機能の障害はなくても、ものの使い方がわからない、道具を使うのに手の動かし方がわからないと言った失行症状、そのものがどのような意味を持っていてどのように使用するものなのかわからない、人が色が文字がわからないといった失認症状が出ることがあります。他にも、他の人から見ると明らかに障害があるにも関わらず、自分で自分自身の事を認識できない症状が出ることもあります。

・発声、嚥下の障害

口腔機能や喉の機能に障害が出ることがあります。

・排泄障害 

排尿や排便のコントロールができない症状がみられることがあります など

 

損傷された部位によって症状がみられますが、損傷が広範囲であったり、限局した障害ではないことが多く、様々な症状が重なりあっていることが多いため、その人その人にあった対応、リハビリテーションが必要となります。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2010/11/02-341669.php)

 

著者: amママさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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