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くも膜下出血の原因!未破裂脳動脈瘤の治療

病室

脳動脈瘤が破裂することが原因の大半を占めるくも膜下出血。脳動脈瘤の破裂を防ぐことはくも膜下出血の最大の予防と言えます。

 

未破裂脳動脈瘤の治療

脳ドックなどで未破裂脳動脈瘤が見つかることがあります。通常は緊急性はありませんが、その人の年齢や脳動脈瘤の形状など、破裂する可能性が高い場合、未然に防ぐために外科治療が行われることがあります。

クリッピング術

・開頭手術で行います

・大事な神経や血管を傷つけないように脳をかき分けて、脳動脈瘤まで到達します

・脳動脈瘤のコブの根本をクリップで挟んで、脳動脈瘤にはいる血流を止めます

・クリップはそのまま置いてきますが、チタニウムやコバルト合金などで体の中で問題を起こすことはありません

・繊細な作業なので手術用の顕微鏡を使って手術されます

・脳動脈瘤の破裂を防ぐことは立証されています

 

コイル塞栓術

・そけい部や頸部、手足などの動脈からカテーテルを入れて脳動脈瘤まで誘導します

・カテーテルの先からプラチナで出来た細いコイルを出して、脳動脈瘤に詰めます

・しっかりと詰まって脳動脈瘤に血液が流れないことを確認して終了です

・プラチナコイルはそのままですが、体に影響は与えません

・プラチナコイルが潰されるなど何らかの影響で脳動脈瘤に血流が戻ってしまった場合再手術が必要になることもあります

・開頭手術より、脳動脈瘤の位置による難易度の差はありません

・長期的な止血、くも膜下出血の予防に対するデータは集めている段階です

 

様々な要因から経過観察も含め、最も適した治療法を医師が選択をします。

 

手術に伴う危険

未破裂脳動脈瘤の治療で後遺症が残る確率は3~5%、命にかかわる確率は1%程度です。

未破裂脳動脈瘤は脳へのダメージがないため、比較的安全に治療ができるようになっていますが、外科治療で起こるリスクは必ずあります。リスクもしっかりと理解した上で治療を選択する必要があります。

 

まずは、未破裂脳動脈瘤を見つけることが大事です。年齢の節目などで脳ドックを受ける機会をもうけてみてはいかがでしょうか?

 

(Photo by://www.ashinari.com/2008/09/30-008906.php)

 

著者: amママさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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