カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. 妊娠・出産 >
  3. 高齢出産 >
  4. リスク・トラブル >
  5. 高齢出産のリスクは女性だけではない?父親のリスクは?

妊娠・出産

高齢出産のリスクは女性だけではない?父親のリスクは?

妊娠・出産における高齢とは、女性は初産で35歳以上、経産婦は40歳以上のことを指し、男性の場合は40歳以上を指します。

そして高齢出産になるとさまざまなトラブルが起こりやすくなる、と言われています。この高齢によるトラブルは、女性だけが原因なのではなく、男性にも原因があって起こりうることなのです。

今回は、高齢による妊娠・出産におけるリスクについて紹介します。

 

高齢による老化や機能低下が原因

そもそもどうして、高齢になると妊娠・出産のリスクが上がるのでしょうか。

 

卵子の老化

女性の卵子は、胎児の時に一生分が作られます。そしてそれ以降、新たに作られることはありません。卵子も自分の年齢とともに老化していくのです。そのため女性の自然妊娠率は30歳までは25~30%ですが、35歳で18%、40歳で5%という結果に。

 

精子の機能低下

そして同じく男性の精子も老化してしまうのです。精子は卵子と違い、日々新しいものが作られていますが、作られる精子の量が減り、運動率も下がり、正常な精子の割合も減っていきます。そのため、34歳までの男性の妊娠成功率は70%に対し、35~39歳で65%、40~44歳で54%に。

 

体力の衰え

加齢による体力の衰えで、女性は妊娠中にトラブルに見舞われることも。回復力も若い頃より衰えている分、何かあった時のリスクが高くなるのです。

 

次からは、どのようなリスクがあるのかを見ていきましょう。

  

リスク1.自然妊娠が難しい

高齢になると、自然妊娠は難しくなると言われています。先に述べた通り、卵子・精子共に加齢によって老化・機能低下するため、必然的に受精する確率も下がることに。自然妊娠が難しい場合は、不妊治療になります。

 

リスク2.ダウン症の発症率が上がる

女性の卵子の老化によって、染色体異常が起こる確率が高くなります。染色体異常の中でも、一番頻度の高いのがダウン症です。

ダウン症は、21番目の染色体が1本多いことによる先天性の染色体異常。知能や運動能力などの発達の遅れや、心臓に先天性の疾患を伴うことがあります。25歳で、およそ1100人に1人の確率でダウン症を発症し、35歳になるとおよそ290人に1人の確率になります。

リスク3.自閉症の発症率が上がる

近年、新生児の自閉症発症率が増加傾向に。このリスクは、父親の年齢が大きく影響していると言われています。父親が40歳を過ぎてから生まれた新生児は、自閉症になる確率が、30歳未満の父親と比べるとなんと約6倍、30~39歳の父親と比べると1.5倍以上あるとのことです。

  

リスク4.流産する可能性が上がる

高齢だと、流産の確率も上がります。男性の流産率は、35歳を超えると35歳以下の父親に比べると1.3倍も増加することに。女性も35歳を超えると1.5~2倍ほど増加します。

流産は女性の身体で起きることなので、女性のみに原因があると思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。男性の精子が原因のこともあるのです。また、染色体異常で起きる化学流産などは、防ぎようがありませんので、自身を責めすぎないようにしましょう。

 

リスク5.妊娠高血圧症候群にかかりやすい

妊娠高血圧症候群とは尿たんぱくが出て、高血圧になり、むくみがひどくなることを言います。これらのどれか1つでも症状が出ると、妊娠高血圧症候群になるため、高齢出産の場合だと、特に血圧が上がりやすくなると言われていますので、注意が必要です。

高血圧になる確率は20代の1.8倍とも。妊娠高血圧症候群は女性の身体で起こることですので、お母さんになる妊婦自身が、食事・栄養に気をつけ、体重管理を心がけるようにしましょう。

 

 

【体験談 Pick Up】知っておきたい。高齢出産、産後の体のリアル

 

投稿者:ちびっ子ママさん

 

36歳で妊娠、37歳で初めての出産をしました。 誰もが認める高齢出産です。 実際、出産後の体は若い方と比べると悲鳴度MAX、雄叫びスクリームなのかもしれません。 (自分比がないのでよくわかりませんが)

 

■会陰切開の傷が癒えない(気がする) なんかいつまでたっても痛い。1ヶ月半くらいおふろで洗うときもそーっとそーっと洗ったか洗ってないかわからないくらい(※汚い)の扱いをしていました。

 

■疲れやすい 3歩歩いては休み、また3歩歩いては休み…みたいな牛歩生活をしていました。 出産で大量に失った血液がまだ補填できていないせいか、疲れやすく、目眩もおさまりませんでした。

 

■全身の骨がバラバラになりそう(な気がする) いつまでたってもギシギシギシギシ…分裂するんじゃないかと思う程体がまとまらない感じがしました。

 

■なぜ?ヒザがカクカクして半年以上痛かった。 明らかに出産後からそれまでなんの異常もなかったヒザが痛み出しました。 おばあちゃんが良く言っていた「ひざが痛い」とはこのことか!と30代(でも後半)にして体験。

 

■白髪が増え、髪が抜け、髪質も悪い方に激変 唯一、髪の毛だけは褒められることが多かったのですが、白髪が一気に増え、旦那さんより抜ける髪が多くなり、どストレートで艶のあった髪が何故かうねってパサパサになり、美容師さんにも閉口されました…。想定外です。

 

いつになったら元通りになるの?なんて思っていましたが、このまま元通りになる事はないんでしょうね…半分諦めています…。 (一部抜粋)

 

リスクはあるけどゆとりもある高齢出産

上記以外にも、早産や、子宮内胎児発育遅延、帝王切開など、高齢出産にはたくさんのリスクが伴います。

しかし、高齢出産は、経済的にも精神的にもゆとりのあるケースが多いのも事実。そのため、配偶者の協力も得られやすいので、若い頃よりリラックスして出産に臨めるのかもしれませんね。

 

Photo by:https://www.photo-ac.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-06-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

リスク・トラブルに関する記事

40代で2人目を妊娠出産…リスク・できる対策!高齢出産時のリスクを減らすには?

閉経さえしていなければ、妊娠も出産も可能だといわれています。しかし、理想的な妊娠...

高齢出産のリスクとは? 卵子の老化~喫煙と卵子老化の関係~

2011年度の厚生労働省などの調べによると、初産時の平均年齢は30.1歳と、妊娠...

高齢出産の体験談

海外で出生前診断 37歳で初めての妊娠&出産

みなさんは出生前診断されましたか?? 出生前診断をすることには、いろいろな意見があると思います。日...

40歳と42歳で出産!羊水検査は必要?高齢出産を経験して思う事

私自身4人の子供達がいます。 上の2人は若い頃に出産しました。下の2人はまさしく高齢出産です。 ...

カラダノートひろば

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る