カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 生活習慣病 >
  3. COPD >
  4. 基礎知識 >
  5. 肺の生活習慣病?!COPD(慢性閉塞性肺疾患)の診断基準とは

生活習慣病

肺の生活習慣病?!COPD(慢性閉塞性肺疾患)の診断基準とは

 

 COPDは日本語では慢性閉塞性肺疾患と呼ばれ、近年問題となってきている肺の病気です。今回はこのCOPDの診断基準についてまとめました。

 

 

COPDの診断

 

COPDの診断は呼吸機能検査(スパイロ検査)と呼ばれ、スパイロメーターという器械を使って診断を行います。この検査は、肺活量と息を吐くときの空気の通りやすさを調べる検査です。最初に吐き出す息の量を「1秒量」、思い切り息を吸込んでから強く吐き出した息の量を「努力肺活量(FVC)」とし、「1秒量」を「努力肺活量」でわった値を「1秒率」とします。「1秒率」が70%未満になるとCOPDと診断されます。

 

病気の程度については「1秒量」が年齢、性別、体格が同じ日本人の標準的な値である「予測値」と比較して表わされます。「予測値」に対する「1秒量」の比率を「対標準1秒量」と呼び、この「対標準1秒量」によって病気の進行程度が表わされます。COPDが発症し病気が進行すると「1秒量」が「予測値」よりも低くなっていくため、病気が酷くなればなるほど、「対標準1秒量」は低下していきます。診断の基準を以下に記します。

 

I期:軽度の気流閉塞:対標準1秒量が 80%以上

 

II期:中等度の気流閉塞:対標準1秒量が50%以上 80%未満

 

III期:高度の気流閉塞:対標準1秒量が30%以上 50%未満

 

IV期:極めて高度の気流閉塞:対標準1秒量が30%未満

 

 

以上がCOPDの検査であるスパイロ検査の基準です。スパイロ検査は呼吸器内科で受けられます。喫煙歴のある方は、一度スパイロ検査を受けてみることをお勧めします。

 

//www.ashinari.com/2009/07/23-025137.php 

著者: いおさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

基礎知識に関する記事

肺の生活習慣病「COPD」で呼吸が苦しくなる原因とは

  近年CMなどで耳にすることも増えた「COPD」は、タバコが主な原因である肺...

咳、痰、息切れ…もしかしてCOPD(肺気腫・慢性気管支炎)?

     COPD(chronic obstractive pulmonary...


COPD(慢性閉塞性肺疾患)の主な治療法

  慢性呼吸器疾患の代表的なひとつである「COPD(慢性閉塞性肺疾患」。 ...

日本に500万人以上の患者が?!COPDってどのような病気なの?

COPDとは慢性閉塞性肺疾患のことで、タバコの煙や排気ガスなどに含まれる有害...

カラダノートひろば

基礎知識の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る