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急性期?回復期?維持期? 脳卒中の病期ごとのリハビリテーションの役割

病院廊下

脳卒中で後遺症が残ると、リハビリテーションが必要になることが多いです。

リハビリテーションでは、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師が主に携わって機能、能力の改善に努めます。

 

急性期(2~4週間程度)

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師がベットサイドから介入します。ベットサイドでの動作が安定してきたら、訓練室に移動して行うこともあります。

・関節が硬くならないように、関節可動域訓練(関節を他動で動かす訓練)

・床ずれが起こらないように、体位交換

・病状が安定していれば、麻痺側の機能訓練

・全身状態を確認しながら、できるだけ早期から起き上がりや座位の訓練

・自分の身の回りの事ができるように、食事動作、整容動作の練習

・食べ物や飲み物が飲み込みづらい時には、嚥下訓練(飲み込みの練習)

 

回復期(病状が安定後、回復期病棟がある病院に転院したり、転棟したりすることが多い)

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師が介入します。機能訓練は訓練室で行うことも多いですが、食事や着替え、入浴やトイレ動作など、実際の場面でどのように行ったら良いかなど練習したり、指導することもあります。

・麻痺側の上肢、下肢、体幹の機能訓練

・起き上がり、座位、車いすへ移動するなど基本動作の訓練

・立位練習、床からの立ち上がりなど自宅で行うことが多いような応用動作の練習

歩行訓練(杖、下肢装具使用、独歩、屋外やでこぼこした道など応用歩行 など)

・片手での動作など代償的な動作の練習

自分の身の回りの作業(食事、着替え、トイレ、入浴、整容など)の練習

自分の役割動作の練習(家事、仕事など)

・趣味など余暇活動の動作の練習

・失語症があれば、言語訓練

自宅環境の調整(自宅退院した時に困らないような環境を自宅訪問などして調整する)

 

維持期(自宅や施設などへの退院後)

理学療法士、作業療法士などが関わることもありますし、自主訓練や家族と一緒に行ったり、訪問の看護師、介護福祉士、介護支援専門員などと行ったりもします。自宅や施設などの生活の場での訪問リハビリテーションや通所リハビリテーション、デイサービスなどを利用することもあります。

身体機能や精神機能の維持向上

生活の中で困ったことがあれば、それに対する動作の練習や環境調整

・自分自身の趣味などの楽しみの再獲得

 

実際のリハビリテーションの内容は、ひとりひとりの能力と生活環境によって変わってきます。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などと相談しながら、オーダーメイドのプログラムで機能、能力の向上がはかられます。

 

(Photo by://pixabay.com/ja/%E7%97%85%E9%99%A2-%E5%BA%8A-%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B0-%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%89-%E9%9D%9E%E5%B8%B8%E3%81%AB%E9%95%B7%E3%81%84-%E3%83%89%E3%82%A2-%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%97-%E5%A4%9C-207692/)

 

著者: amママさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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