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妊娠・出産

10代での妊娠出産がダメと言われる本当の理由、経済的、身体的、若年出産などリスクとトラブルまとめ

10代での妊娠は、避妊をせずに軽い気持ちでSEXをした結果、殆どが望まない妊娠で、70~90%が人工中絶をしているというデータがあります。10代での妊娠・出産にはどんなリスクがあるのでしょうか。

 

10代での妊娠の身体的リスク 

10代で出産するという事は、身体的にもまだ未成熟なため、様々なリスクがあります。

 

ホルモンバランスが不安定

女性としての身体が性徴し始めた中学生は、まだまだママになる身体の準備はできていません。ホルモンのバランスが安定せず、これ自体が赤ちゃんの発達に悪影響であり、母体への負担が大きいとされます。

そのため、想像するような健康な赤ちゃんが生まれてこないこともあります。また、妊娠によって母体が危険にさらされるリスクもあります。

 

骨盤の発達が未熟

妊娠出産において骨盤がしっかりしていることはとても大切です。骨盤が十分に発達していないということは、妊娠出産において赤ちゃんにも母体にも負担になるということです。

その結果、産道を通っての出産が難しく、お腹を切る帝王切開での出産が多くなります。

 

子宮が未熟

中学生くらいでは、これから子宮が発達していきます。つまり子宮が未熟で、この状態で妊娠するということは、子宮への負担も大きいため、母体への負担が大きくなります。

 

妊娠の進行だけでなく出産もリスク

10代の出産は若年出産と言われ、35歳以上の高齢出産と同じくらい周産期の死亡率が高く、出産のリスクが高いと言われています。医学的にも、早産や胎児の子宮内発育不全、妊娠高血圧症候群等の発症率が高いと言われています。

 

堕胎を進めるという場合にも、妊娠していくことに気付かない、気づいたときには...言い出せずにいるうちに…などの理由から、堕胎できる時期を過ぎてしまった…。といったこともあるため、死産という選択をとる場合も少なくありません。

 

生まれてくる赤ちゃんへの影響

若くして出産するというのは、高齢出産と同じようなリスクがあると言われます。妊娠出産の適齢期に比べれば、早産や死産の可能性が高くなります。

また、母体が十分に出来上がっていない分、赤ちゃんがお腹の中で成長できずに低体重で生まれてくることもあります。

 

低体重で生まれてくるというのは、単に体重が足りないということではありません。将来何かの障害を抱えることになるかもしれませんし、生活習慣病になりやすいとも言われます。 

必ずしも、思い描くような健康で元気な赤ちゃんが生まれてくるわけではなく、そうでないケースも十分にありうるのです。

 

望まない妊娠によるトラブル

また、初診の時期が遅れたことで、中絶できなくなって、実際は望んでいないまま出産しなければならなくなったケースも多いようです。

 

学業との両立ができない

学業との両立は難しいため、子育てするために学校を中退する場合がおおいようです。

 

孤立からの育児トラブル

同年代での出産経験者が少ないこともあり、相談相手がいない、孤立してしまう事で鬱になり、育児放棄をしてしまうなど様々な悲しいニュースが後を絶ちません。

 

心が発達中で未熟

大人であっても子どもを育てるのは大変です。大人でさえ「子どもが欲しい」と思っても、産んで育てていくのは並大抵のことではありません。

中学生くらいでは自分の意思とは反して、まだ心が安定しません。心は体の成長に伴って成長していくのです。その点はどうしようもない部分があります。

 

若くても知識があり、大人のような考え方ができる人もいます。そうであったとしても、経済的には自立できていないため、子どもを生んで育てていくのは親子共にかなりの苦労を伴います。

 

子育てはそんなに甘くない

ママになるというのは、「小さい子どもが好き」くらいの気持ちでは成り立ちません。「ちゃんと育てるから大丈夫」と言い切ってしまう人ほど、気持ちだけ立派で現実感がなく、危ないように思います。

 

もちろん、若くして出産しても立派に子どもを育てているママもいます。

そんな方は周りの人に恵まれたり、自身が本当に頑張っていたりしているでしょう。 若年出産の問題にぶつかったとき、先人のケースを考えるなら、その見えていない部分に目を向けることが大切です。

 

経済的な未熟さ

未就業のため、妊娠出産の費用がそもそもありません。もしも出産して育てたいとなった場合には周囲の協力が不可欠です。若くなればなるほど、妊娠や出産の知識がなく健康管理が不足する部分があります。学業の途中であったり、未婚のままで出産する、経済的にも不安定など環境がきちんと整っていないなどの問題が出てくる場合があります。

 

 

妊娠推奨は18歳以上だが・・・

18歳以上で、適切な産科管理ができれば、成熟女性と同じように順調に妊娠が経過できると言われています。身体的にはOKでも、経済的な部分ではまだまだ未熟といえます。
江戸時代など、昔の日本では10代で結婚することも普通でした。当然その年齢で妊娠出産することもあったと言われていますが、今とは成人の年齢の定義も異なる時代なので、参考にはなりません。

 

SEXの先には妊娠がある

SEXをする理由は、大人も子どもも変わらないと思います。よく、若い子が安易に~などという書き方をする記事を目にしますが、大人も未成年もSEXする理由にたいした差はないと思っています。
ただ、大きく異なるのは、経済的に援助を受けている学生は自分で責任がとれないこと。にもかかわらず、SEXをしたらどうなるか?の知識とリスクへのイメージが乏しいのではないかと感じます。

 

妊娠したら産むにしても、堕ろすにしても親や周囲の協力を得なければなりません。SEX自体は別に悪いことではないですが、きちんとした知識がないのであればやるべきではないと思います。
産んで育てるということになっても、生きる力(生活していく力)が圧倒的に身についていない中で、生活しながら育てていくのは相当な苦労をすることが目に見えています。

 

 
リスクばかりを挙げてしまいましたが、「若い」ことのメリットもなくはないでしょう。若ければ体力がありますし、回復力もあります。ただ、やはりそのメリットと比べると、リスクの方があまりにも大きいようにも思います。
若年出産はリスクも高いですが、きちんと計画をして妊娠・出産に臨む場合は、周囲の協力を得ながら、妊娠を望まない場合は、必ず避妊するなどの対策を行いましょう。

(Photo by:写真AC )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-13掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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