育児
強い紫外線には要注意!赤ちゃんに合う理想的なUVケアとは?
出産後は少しの間、家にこもってしまう日々が続きますが、3ヶ月ほどもすれば赤ちゃんも外の世界に慣れなければなりません。ちょっと散歩に連れていってみよう…と考えるママさんも多いのではないでしょうか。
ここでは、赤ちゃんの理想的な日光浴の仕方と、生まれたばかりの赤ちゃんのUVケア・紫外線対策など、ママが気をつけなければならないことをまとめてみましょう。
◆日光浴は少しずつ始めよう
生後2・3ヶ月にもなると、そろそろ赤ちゃんを外の世界に…と考えるママが多いはずです。ですが、外の世界には様々なバイ菌なども存在しているし、空気中に漂うウィルスなどが不安…という方もいるでしょう。
ですが、外の世界全てがマイナスなことばかりではありません。
外の世界で新鮮な空気を吸うこと、様々な色味の世界を見ることは赤ちゃんにとって大きな影響力があります。
そんな赤ちゃんの日光浴は、「今日から外の世界に慣れさせるぞ!」とママが決意した時から、毎日少しずつ慣れさせていかなければなりません。
初日は日光浴30分、翌日は日光浴1時間…と、赤ちゃんの体に負担がないようにしましょう。また、初めての日光浴からガッツリ長時間お出かけしてしまうのは止めましょう。
◆赤ちゃんにはUVケアができない?
赤ちゃんは、大人よりも皮膚が薄く、紫外線を長時間浴びてしまえば、すぐに真っ赤になってしまいます。太陽の光は赤ちゃんにとって強すぎるのです。
それならば、日焼け止めを…と考えるでしょう。ですが、赤ちゃん用品店などでも取り扱っている日焼け止め商品のパッケージを見ると、殆どの物が対象年齢生後6ヶ月〜1歳などと記載されています。
つまり生後生まれて間もない赤ちゃんに塗る日焼け止めは、なかなか購入できないのが現実です。
それだけ、日焼け止めの肌への刺激が強いということですし、生まれたばかりの赤ちゃんには化学物質などで出来ている日焼け止めは塗りたくありませんよね。
生まれたばかりの赤ちゃんのUVケアは、とにかく“長時間の外出を避けること"と、“木陰・ベビーカーなどを使って常に陰を作ること"です。
長袖・長ズボンを・・・と思われる方もいるかもしれませんが、体温調整が未熟な赤ちゃんにとって、真夏の長袖長ズボンはとても酷なことです。
◆適度な紫外線・日光浴は“健康"に繋がる!
紫外線が怖いからと言って、完全にシャットダウンさせてしまうことも返ってよくありません。太陽の光を浴びることで人間は体内で健康な細胞を作り、免疫機能を強くします。太陽の光が無ければ体調も優れなくなってしまいますし、体の健康・心の健康のためには必要不可欠なものです。
よって、“適度な"日光浴・紫外線を浴びる事は必要と言えます。ただし、水分を必ず摂取させてあげることと、汗を吸収するような衣類・日当たりのよい場所には継続的に居ないことなどの注意点を頭にいれておきましょう。
赤ちゃんは、ママが思っている以上に汗っかきですし、基礎体温も大人より高いです。大人と同じ感覚で外に居続けたり、日に当たりすぎたりすると赤ちゃんはすぐにダウンしてしまいます。
水分も赤ちゃんがほしがった時に与えるのではなく、こまめに5〜10分おきで少しずつ飲ませてあげましょう。
(Photo by:足成 )
著者: カラダノート編集部