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アレルギー

頭痛・慢性疲労の原因は、『グルテン過敏症』にあるかもしれない?

『グルテン過敏症』由来の頭痛・慢性疲労は年々増加傾向にある?! 

『グルテンフリー』という言葉をご存知でしょうか?グルテンフリーとは、小麦などに含まれる『グルテン』の摂取を避けるという食事療法です。欧米では、グルテン由来の過食誘発物質の摂取を避けることが、ダイエットに効果があるとしてブームとなり、日本でも徐々にその波が広がりつつあると言います。

 

しかし、グルテンフリーが意味するのは本来、アレルギー疾患や自己免疫疾患の発症原因になるというところにあります。グルテン由来の自己免疫疾患『セリアック病』やアレルギー疾患『グルテン過敏症』は年々増加傾向にあり、日常的な頭痛や疲労に結びついている可能性があることも指摘されています。以下では、その詳細について見て行きたいと思います。

 

グルテン過敏症とは?

グルテンフリーの食事療法について書かれた書籍にウィリアム・デイビス著『小麦を食べるな!』があります。この本の中で、ウィリアム医師は自身の患者200人に実践し、グルテン由来と見られる諸症状が緩和したと記されています。グルテン過敏症は、グルテン中に含有される『グリアジン』に免疫細胞が過敏に反応して、腹部の膨張感や消化不良を引き起こすという疾患です。その他、報告されている症状については以下が挙げられています。

 

<セリアック病やグルテン過敏症の兆候>

 

セリアック病の症状は、他の病気(過敏性腸症候群・慢性疲労症候群・リウマチ・クローン病・鉄欠乏性貧血・骨粗しょう症など)と類似していると言われています。

(アメリカ国立衛生研究所News in Helth 11月号より)

■過敏性腸症候群様症状(ガス・腹部膨満感・頻回の腹痛・慢性の下痢)

■慢性疲労症候群様症状(疲労感・顔色が青ざめる)

■代謝異常(悪臭の強い脂肪便・体重減少や体重増加)

■自己免疫疾患様症状(関節の痛み・脚の神経麻痺・口腔内の痛み・皮膚炎や発疹)

■貧血(赤血球数の低下)

■月経・妊娠に関わる異常(月経不順・不妊など)

■成長ホルモンに関わる異常(成長遅延・停止)

■カルシウム沈着の減少(骨粗しょう症・歯の変色やエナメル質の減少)

■電解質異常(筋痙攣など)

 

 

まずは、グルテン過敏症であるかを調べてみよう

 現在では、グルテン過敏症の治療法は対処療法である『グルテンフリー』の食生活を継続するという方法のみであると言われており、日常的にグルテン除去食を摂取するというのは労力がかかりますが、治療後の効果を考えると実践してみて良かったと言う方はやはり多いようです。

 

<まずは検査を行おう!>

現在、保険診療で行える食物アレルギーの検査には、IgE』を対象としたものが主であり、グルテン不耐症・過敏症の原因であるIgG抗体(遅発性アレルギー:グルテン不耐症の8割の人がグルテンに対し高いスコアを持つ)の検査は自由診療として受ける必要があります。約3万~6万円ほどの値段がかかるようです。

 

高価すぎるという場合は、無料で行える検査法として『2週間グルテンフリーの食生活に変えてみる』というものがあります。摂取をやめて2週間後に、再度小麦を摂取してみて上記のような過敏症状が出現すれば、『グルテン過敏症』であるとほぼ確定できます。

 

※IgG抗体は、血流中で21日間活性し、免疫細胞上で2~3ヶ月間活動するといわれており、原因食物を除去しても数週間から数ヶ月間も症状が続くことがあります。また、摂取後の出現時間は約2~72時間後です。)

 

最後に

『グルテンを摂取しない方法』として、グルテンを完全に摂らない事が難しい場合は、『消化酵素』を多く含む食品を摂るという手段があります。体内でグルテンが分解されやすくなるため、症状が緩和されやすくなります。消化酵素は主に生野菜などの非加熱食品や醗酵食品に多く含まれていますので、初めのうちはこれらを活用して無理なくグルテンの減量を行っていきましょう!

 (photoby:pixabay)

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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