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脳卒中などで起こる片麻痺って何?動かないだけじゃない!麻痺の感覚障害とは

手

脳卒中などによって、大脳の左右どちらかが障害されて片麻痺になると、目に見えて力が入りづらくなって、だらんと脱力しているように見えたり、細かい動作ができにくかったり、手を握りこむ肘を曲げる方向に意図しないのに力が入ってしまったりなど、動作の変化は本人も、周りの人からもわかりやすいと思います。しかし、片麻痺は「動かしにくい」という症状だけでなく、感覚の異常もあることを気を付けなければなりません。

 

感覚障害

しびれ

麻痺をしている側の手足、また体幹にしびれがあることがあります。正座を長時間した後にある、ビリビリした感じが常にあるようなイメージです。

 

触覚、温度の感覚の低下

触られた感じ、熱い・冷たい感じの感覚が鈍くなります。

 

体の位置の感覚、動かした感覚の低下

肘がどれだけ曲がったか、腕がどれくらい上がっているかなどを私達の体は自分の体がどんな動きをして、どのような位置にあるのか、筋肉にある感覚センサーなどから情報を得て認識しています。なので、目でじっくりと確認しなくても、右手と左手を同じくらいの高さにあげたり、指を左右同じように曲げたりができます。

この感覚も低下しているため、どのような位置に手があるのか、どのような格好をしているのかわかりにくくなります。

 

片麻痺の感覚障害の特徴

最も特徴的なことは、自覚症状がないことがあるということです。手足の先にしびれがあってとてもつらいと言うのは比較的わかりやすいですが、体幹にしびれがあることには気がついていないこともあります。

また、触覚や温度の感覚、体の位置の感覚や動かした感覚などが低下していること、そもそもそのような感覚に注意を向けていないことも相まって、気がついていないことも多くみられます。なので、目をつぶって、自分の麻痺をした手足がどこにあるか確認するように指示すると、どこにあるかわからなかったり、自分の手足がイメージできなかったりして驚く方もいます。

 

リハビリのポイント

感覚障害によって、自分の手足、手指がどこにあって、どんな動きをしているかわかりづらくなっている状況で、その麻痺をした手足、体幹を動かそうと頑張らなければならないので、とても大変であることは簡単に想像できます。

・自分の麻痺をした手足・体幹をしっかりと見ながら、ゆっくり触って、感覚を入力してあげる。例えば、右片麻痺であれば、左の手で右肩から肘、手首、指までゆっくりと見ながらさすっていく。自分の腕のどこが触られているか、目でも確認する。

・リハビリをするときは、自分の手足・体幹がどのように動いしているのかしっかりと意識を向けて集中する。自分がイメージしている動きとは違う動きをしていたり、思っているよりも動いていないこともあります。

・一つ一つの動きの中で、一番最初に麻痺をしている手足の動きを気をつける。寝返るときは、麻痺をしている手足を動かしてから、などです。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2014/05/10-388458.php)

著者: amママさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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