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感覚が消失する?脊髄損傷で特に注意したい!感覚障害と床ずれの対処

デルマトーム

脊髄損傷になると、運動機能が麻痺して動かなくなるだけではなく、感覚も消失します。感覚が消失することによって危険があるため、対応と一緒にまとめます。

 

感覚障害

脊髄はそのレベルによって、皮膚のどの部分の感覚を担当するか決まっています。そのため、損傷した脊髄より下が担当していた領域の感覚は消失します。傷ができたり、やけどや熱傷を起こしても気がつくことができないので、環境を整えることや意識した対応が必要になります。

 

対応方法

・ベッドやテーブルの足など、ぶつける可能性の高いところにはクッション材を張っておく

・台などの角は丸みを帯びたものにするか削って丸みを出す

・最低一時間に1回は両手で肘掛を押すなどして体を持ち上げて(プッシュアップ)おしりにかかった圧を逃がす

・プッシュアップが難しい時は、体を横に倒すことを左右繰り返して、姿勢を変えておしりにかかった圧を逃がす

・電動車いすの場合は45°リクライニングすると圧を逃すことができる

・おしりの圧は座った時に座面にあたる坐骨という骨にかかりやすく、床ずれになりやすいので注意

・車いすに座るときは「褥瘡予防」のクッションを使用する

・やけど防止のため、温度調整機能のついた給湯器を設置する

・入浴時、温度確認を徹底する。最初に足にかけないようにする

皮膚を清潔に保つことで床ずれを予防する。不潔にしていたり、湿っていることで床ずれが起こりやすくなる

・1日1回は床ずれが起こりやすい場所を中心に皮膚を観察する

 

床ずれが起こりやすい場所

床ずれは、骨が出っ張っている部分で起こりやすいです。脊髄損傷では坐骨部分を最も気をつけなければなりません。

・肩甲骨の後ろ

・仙骨(骨盤の真ん中あたり)

・肘

・坐骨

・かかと

・くるぶし など

 

一度床ずれが起こってしまうと、圧がかかりやすい場所であり、血流も悪いため治癒にかなりの時間がかかります。さらにそこから感染するなど危険なこともあるため、脊髄損傷の人にとって床ずれ対策はとても重要です。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2008/08/24-006998.php)

著者: amママさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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