カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 外傷(ケガ) >
  4. 脊髄 >
  5. 脊髄にはアルファベットと番号がある!脊髄損傷のレベルとは?

気になる病気・症状

脊髄にはアルファベットと番号がある!脊髄損傷のレベルとは?

 

けがのレベルは、一般的にはレベルが高いと重症です。ですが、脊髄損傷の『レベル』は意味が違います。

脊髄損傷におけるレベルとは何か、そしてどんな症状が出るのかを見てみます。

 

●脊髄損傷のレベル=損傷部位

脊髄損傷においては、レベルとは『損傷した部位』のことを指しており、レベルが高い・低いといった使い方はしません。

これが、一般的な怪我の『レベル』の使い方との大きな違いです。

脊髄は首から腰当たりまで、非常に長い組織として存在しているので、どこを怪我したかによって、症状の出方も違います。

具体的には、首の方からC、T、L、Sという4つに分かれているので、それぞれの症状を見ていきます。

 

●最も重いC1-C3損傷

首の損傷にもあたるC1-C3損傷は最も重く、基本的には人工呼吸器なしでは生活できません。

呼吸障害の他に、四肢の麻痺もC1-C3損傷には非常に多いです。

 

●C4-C7は一部を動かせる

脊髄のレベルのうちC4-C7までの損傷だと、上半身の一部が動かせます。C1-C3の損傷に比べると、自立度が高いです。

 

●C8-L2までは上肢安定・一部介助

C8からT1、T2と続く脊髄のレベルにおける損傷では、基本的に上半身は動かせます。

T2以降は胴体のバランスも安定しているので、車椅子は必要ですが、ある程度自分の意志で自由に動けます。

 

●L3-S5は自立歩行可能

L3以降、首からどんどん遠くなってくると、脊髄損傷をしても一生介助が必要というケースは少ないです。

杖などを使って歩いたり、人によっては器具なしでの歩行も可能です。

 

脊髄損傷のレベルとは、傷ついた部分のレベルであり、重症度ではありません。

重症度から言うと、首の部分にある、上の方の脊髄を怪我すれば、重症度レベルが高いです。

 

(Photo by: [//pixabay.com/static/uploads/photo/2014/05/26/14/48/typewriter-354621_640.jpg])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

脊髄に関する記事

脊椎損傷後に重要な移動手段…「歩行のリハビリ」「車いすのリハビリ」はどんなことをする?

  脊髄損傷からのリハビリは、怪我を治すための治療とは違います。リハビリによって...

脊髄損傷になり車いす生活に…脊髄損傷の社会復帰、家庭復帰、職業復帰の現状とは

脊髄損傷になり、車いすで生活している人は実際どのような転帰をたどっているので...


脊髄がどのくらい損傷された?損傷の度合いによって違う、完全脊髄損傷と不完全脊髄損傷

  体を傷つけたときというのは、どの場所を傷つけたかと同時に、どの程度傷つけたか...

損傷した場所で違う!脊髄損傷の症状 -腰髄・仙髄編-

背中に長く伸びる脊髄は4つに分かれており、上から頸髄・胸髄・腰髄・仙髄という名...

カラダノートひろば

脊髄の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る