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脊髄損傷のレベル別症状に違いが出る!完全損傷と不完全損傷とは

 

脊髄損傷では、どこを怪我したかによって症状が違うので、それをレベル別症状と呼びます。

そしてレベル別の症状に影響を与えるのが脊髄損傷の『完全損傷』と『不完全損傷』です。

 

●完全損傷・不完全損傷

脊髄損傷における完全損傷とは、完全に脊髄の機能が失われ、脳からの命令を脊髄が受け取れない状態です。

一方で不完全損傷はかなりの幅があり、運動機能がより正常に近いものでも一部損傷があれば不完全損傷、完全損傷に近いほど重症でも少しでも機能が残っていれば不完全損傷です。

完全損傷の方が重症度としてはより重いので、同じレベルの脊髄損傷でも完全損傷の方が症状が重くなります。

 

●完全損傷でも違和感がある

完全損傷となると、脳からの情報がまったくいかないということでもあるので、基本的には感覚がまったくないのではないかと想像されがちです。

実際、怪我をした部位には何の感覚もなくなるのですが、怪我をした部位より下の部位に麻痺・痛みなどが出ます。

 

●排泄機能障害や褥瘡などにも注意が必要

完全損傷でも不完全損傷でも、排泄機能障害や褥瘡などは十分考えられる障害です。

排泄機能障害では、栄養を摂取できても、排泄のための筋肉が低下して、排泄が出来ません。

褥瘡は、脊髄損傷だけではなくさまざまな病気の治療中に見られる『床ずれ』と呼ばれる症状です。

褥瘡部位が感染症を引き起こすと、そのまま死に至ることもあるので十分な注意が必要です。

 

脊髄損傷はレベルによって症状が大きく異なり、同じレベルでも完全損傷と不完全損傷、その中でもどれくらい損傷したかで症状が違ってきます。

完全損傷だったとしても、体の一部に痛みや麻痺が残ることがあるので、疼痛ケアが必要です。

 

(Photo by: [//pixabay.com/static/uploads/photo/2013/04/07/10/43/window-101434_640.jpg])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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