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脊髄損傷でのリハビリ~呼吸訓練から歩く訓練まで 損傷レベルによって違うリハビリ

 

事故などで脊髄損傷になったら、少しでも残っている筋肉の力を戻すための訓練が行われます。

今までとは違う自分の体に戸惑ってしまうかもしれませんが、リハビリの内容をしっかり知って、納得できる形でリハビリのゴールを目指しましょう。

 

●呼吸訓練から歩く訓練まで

脊髄損傷のリハビリとはひとくちに言っても、損傷した脊髄レベルによって、リハビリの内容はかなり異なります。

もともと、脊髄は背中のS字ラインすべてで、レベルは首の方(S字ラインの上)からC、T、L、Sと分かれています。

C1など、最も上にある脊髄を損傷した場合は呼吸が難しく、呼吸訓練のリハビリが必要です。

一方でL3以降だと、松葉杖などを使えば自分で歩くことも出来るので、歩行訓練等を行っていきます。

 

●専門スタッフの協力・器具を使う

脊髄損傷のリハビリは、1人だけでは絶対にできません。人の体をしっかり支えてくれる器具、専門的な知識を持つスタッフの介入が必要です。

リハビリをやればやるほど良いというわけではなく、計画に従って適切なペースでのリハビリを行うにも、スタッフは手助けしてくれます。

 

●自発的な訓練の重要性

ラットを使った実験で、脊髄に損傷を与えた後に2種類のリハビリを行った実験があります。

ひとつは、上から器具でラットをつるして移動させるリハビリ、もう1つは同じように器具でつるすものの、階段や段差を作ってラットの自発運動を促したものです。

自発運動を促したものの方が、脊髄損傷でのリハビリとしてはより適切に歩行能力が回復しました。

自発的なリハビリ参加によって、運動機能の回復に与える影響もあるのではないかと考えられます。

 

脊髄損傷でのリハビリは歩行訓練、手先を動かす訓練、呼吸訓練などさまざまです。

どのレベルの脊髄を傷つけてしまったか、どれくらいの影響が出ているかによっても、内容がかなり異なります。

 

(Photo by: [http://pixabay.com/static/uploads/photo/2013/05/15/23/08/rehabilitation-111391_640.jpg])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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