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損傷した場所で違う!脊髄損傷の症状 -腰髄・仙髄編-

背中に長く伸びる脊髄は4つに分かれており、上から頸髄・胸髄・腰髄・仙髄という名前がついています。

 

このうち、腰骨でもある腰髄と仙髄の脊髄損傷の症状を見ていきます。

 

●死の可能性が低い腰髄・仙髄損傷

脊髄損傷の中でも致死率が高いのは頚髄損傷(首の損傷)で、呼吸筋が動かなくなることも大きな原因です。人間が生きるための基本である呼吸が出来ないので、呼吸器の補助なしでは生きていけないケースも多いです。

 

一方で、脊髄の中でも下の方にある腰髄や仙髄の場合、呼吸筋や足の麻痺の可能性は少ないです。脊髄損傷の重症度を考えた時には、どちらかといえば腰髄と仙髄損傷は軽症と言えるでしょう。

 

●足の筋力低下・しびれ

腰髄や仙髄を損傷したときに現れる代表的な症状は、足のしびれや筋力低下などです。腰髄のすぐ上にある胸髄損傷では、感覚消失が代表的な症状でしたが、腰髄・仙髄損傷では感覚は残ります。

 

ですが、すぐにスタスタと歩けるほど筋力はないですし、しびれで動かすのがなかなか難しいです。リハビリテーションを通して、徐々に足の機能を回復させていきます。

 

●膀胱の機能消失

脊髄損傷が重篤な場合、仙髄のS3-S5レベルを損傷した場合には、膀胱の機能消失が考えられます。

 

膀胱及び腸の機能がなくなることで、排尿や排便が自分の力では出来なくなってしまうのです。排泄機能を医療によって補う形で、日常生活を過ごしていかなければなりません。

 

腰髄・仙髄の損傷は脊髄損傷の中では、どちらかと言えば死の可能性が低い損傷部位です。とは言えども、リハビリテーションは必要ですし、排尿障害などが残ることもあります。

 

日本国内には10万人以上の脊髄損傷者(麻痺)がいると言われています。

(Photo by: [//www.ashinari.com/])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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