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脊髄損傷の治療に光が!?今後は"幹細胞"での治療が可能になる?

 

脊髄損傷は、治療においてはなかなか進歩がない分野と言われてきました。損傷部位を元に戻せないからです。

ですが、最近になって、脊髄損傷治療への新たなアプローチとして『幹細胞』が登場しました。

 

●幹細胞って何?

まずは、脊髄損傷治療に今後活躍すると思われる『幹細胞』とは、自己複製機能と細胞分化能力を持っている細胞です。

自己複製機能とは、自分と同じ形・中身の細胞を作り出すことが出来る能力を指しています。

そして細胞分化能力とは、別の種類の細胞に変化できる能力のことです。

このうち、脊髄損傷とより深くかかわっているのが細胞分化能力の方で、幹細胞が壊れた脊髄神経の細胞になることで、脊髄の能力を回復させるのです。

 

●2014年、臨床試験がスタート!

幹細胞を使った治療の分野は、まだまだわかっていないことも多い、今後進化する分野でもあります。

2014年1月には札幌医科大学で、幹細胞を使った臨床試験のために、被験者募集が始まりました。

具体的には、幹細胞を患者の骨髄液から取って培養、薬剤にして点滴するという方法です。

 

●iPS細胞を使った脊髄損傷治療もあります

日本でも大きく話題となったiPS細胞は、幹細胞同様に細胞分化能力を持っている細胞で、人工の細胞なのが特徴です。

iPS細胞を使った脊髄損傷治療は、2016年以降臨床試験が行われる見込みです。

 

幹細胞やiPS細胞など、細胞分化能力を持つ細胞での治療がうまくいけば、治らないと思われていた足の麻痺やしびれが治り、障害程度が軽くなって生活することも夢ではありません。

現時点では、損傷した部位を元に戻すことは出来ませんのでリハビリを中心に治療が必要ですが、安全性が確認されれば、脊髄損傷治療に幹細胞やiPS細胞が積極的に使われると予測されます。

 

(Photo by: [//pixabay.com/static/uploads/photo/2013/11/28/10/04/biology-220005_640.jpg])

著者: あさこすさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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