妊娠・出産
歯磨きで吐き気がするつわり中の歯磨き方法と対策
吐き気が酷い、胸がムカムカするつわりの時は、歯を磨くのさえツラく感じますよね。
しかし、妊娠中はホルモンの変化やカルシウム不足で虫歯になりやすい時期です。また嘔吐をすることにより、いつも以上に口の中が不衛生な状態になっています。
では、歯磨きでも吐き気がするほど、つわりの症状が深刻な場合はどのように対処するればいいのでしょうか。今回は、つわり時の歯磨きや、口腔ケアの方法をご紹介します。
歯磨き粉に一工夫
つわり中は、歯磨き粉のにおいで気分が悪くなる人もいるようです。普段使っている歯磨き粉が合わないようであれば、無香料のものやミント味など清涼感のある歯磨き粉に代えてみるのも一案。
また子ども用のイチゴ味など、甘い香りの歯磨き粉なら使うことができたという声も。においは、つわりの症状を引き起こす大きな原因になるので、自分にあったものを試していきましょう。
鼻栓でにおいを遮断
歯磨き粉のにおいに敏感になっている場合は、鼻栓をして歯磨きをするのも効果的です。
鼻栓は、スイミングスクールやスポーツ用品店で購入ができます。鼻栓を一つ用意しておけば、食事の準備や洗濯物のにおいが気になる時にも使うことができるので便利。
また、わざわざ鼻栓を用意しなくても、歯磨きをする反対の手で鼻をつまみながら歯磨きをするだけでもOK。
準備する手間も省けますし、何より簡単に取り入れられるのがうれしいですよね。
ブラッシングだけでもOK
歯磨き粉をつけると気分が悪くなってしまうのであれば、ブラッシングだけでも効果があります。
ブラッシングをする際には、うがいをして口の中の水分を含ませておくようにしましょう。 歯への刺激を抑えられます。
また、ブラッシングに使う歯ブラシは、柔らかくコンパクトなヘッドの歯ブラシが歯の負担を減らし磨きやすくてお勧めです。
つわり中、どうしても歯磨きができない場合
マウスウォッシュ(液体のデンタルリンス)を、歯磨きの代わりに活用するのはいかがでしょうか。歯磨き粉独特の質感や味が残らないのも、つわり中の妊婦さんに支持されています。
使い方は、マウスウォッシュを口に含み10秒ほどうがいをするだけ。
喉を洗うのではなく、歯にマウスウォッシュを行き渡らせるようにうがいをするようにしましょう。更に口の中を清潔にするためには、マウスウォッシュを口に含めたまま歯ブラシでブラッシングする方法もおすすめ。
歯磨き粉でブラッシングするほど、におきもきつくなく、歯磨きをした後の爽快感を得ることができます。
また就寝前に使えば、翌朝の口臭や粘り着きが無くなるのでおすすめ。すっきりした朝を迎えることができますよ。
寝起きすぐの歯磨きはNG
朝は胃の中が空になっているため、吐き気を催ししやすくなっています。
そのため朝、一番に歯磨きをしている方は、水を1杯飲むなど胃の中に何か入れてから、歯磨きをするようにすれば吐き気の症状を軽減できるかもしれません。
歯を磨く前に何か口に入れることに抵抗がある場合は、一度うがいをすれば、口の中をさっぱりして、食べ物を口にいれてもさほど気にならないでしょう。
「つわり時期の歯磨き」に関する体験談
投稿者:秋花火さん 後、困ったのは歯磨きがとても嫌になったこと。歯を磨いてるいるとすぐにえづいてしまって、つわりが治るまではまともに歯磨きできませんでした。
投稿者:yoooootsu42さん 娠前期のつわり期間中は、ミントなどのスースーしたものを全く受け付けなくなりました!歯磨き粉はもちろん、ガムやマウスウォッシュの匂いを嗅いだだけで吐き気が・・口に歯ブラシを含んでも、排水口をみるだけでおぇっときちゃったり。
投稿者:Shio22さん でも毎日歯ブラシしなきゃだし、歯磨き粉使いたいし…と思っていたところ思いついたのが、つぶ塩!!これはヒットでした♪気持ち悪くならないし、しょっぱさと辛さとでなかなかのパンチ!歯磨き後はすっきり♡なくてはならない存在と言っても過言ではありません!
投稿者:ぺちさん わたしは食べづわりと吐きづわり、両方きつかったので、頻繁に食べ物を口にしていたので汚れはたまっていくのに、歯ブラシを口に入れるのが気持ち悪いので十分な歯磨きができませんでした。安定期に入ってからつわりが治まってきたので歯医者に行くとなんとびっくり。虫歯が6か所(笑)さらに妊娠性歯肉炎になっていたこともわかりました。
投稿者:こはるんるんさん 理想は毎食後にしっかり歯磨きをすることですが、つわりなどで歯磨きすることも困難な時もありますよね・・。そんな時は、水で口をゆすぐだけで違います。食べた後はうがいをするよう心掛けてください。
つわり中も快適なオーラルケアを
つわりの間は、食事を小分けに摂ったり、嘔吐をしたりすることで口の中が不衛生になります。また歯磨き粉のにおいですら受け付けなくなるほど、においに敏感になります。
虫歯を予防するためには、ご自身にあったオーラルケアを取り入れることが必要不可欠。
においを受け付けない人は、無香料の歯磨き粉や鼻栓をしながら歯磨きをする方法など試してみてくださいね。
また食後の習慣に、最後にお茶やお水を飲むのも虫歯対策には効果できます。
口の中がサッパリすると、気分も少しスッキリします。歯磨きだけではなく、ご自身にあったオーラルケアを取り入れて、お口の中を清潔に保っていきましょう。
(Photo by http://www.photo-ac.com/)
著者: カラダノート編集部