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メンタル

~恐怖感や不安の発作に襲われるパニック障害の原因~「気の持ちよう」ではありません!

強い恐怖感や不安の発作に襲われる「パニック障害」。その原因は、「心理的な問題」と考えられがちです。しかし、最近では「身体的な要因」が深く関わっているといわれています。パニック障害の原因について説明します。

 

現在の考え方

パニック障害の原因は、明確に分かっていません。しかし、「脳内の不安や恐怖を感じる神経の誤作動ではないか」という考え方が一般的です。本来、恐怖を感じるべきではない場面で、脳が勝手に恐怖を感じてしまいます。

脳には、感情や知覚を伝達する神経細胞があります。その神経細胞間で情報を伝達するための神経伝達物質、またはその情報を受け止める神経細胞の受容体が正常にはたらかないために、パニック障害が起こるというのが、有力な説です。

 

さまざまな仮説

「脳の誤作動」説を裏付けるような仮説が、いくつかあります。いずれも脳内の神経伝達物質にまつわる仮説です。

 

◆セロトニン仮説

精神の安定に欠かせない神経伝達物質・セロトニンの不足や過剰など、分泌異常が原因とする仮説です。もしくは、セロトニンの受容体のはたらきが低下しているとも考えられます。セロトニンの異常は、うつ病の原因ともいわれます。パニック障害を患う人の5~6割が、うつ病を併発するという調査結果もあります。このことからも、セロトニンの関連が疑われます。

 

◆ノルアドレナリン仮説

心身に危険が迫った際に分泌される、神経伝達物質・ノルアドレナリンの分泌異常が原因だという仮説です。過剰分泌や、受容体が過敏になって、少量のノルアドレナリンにも反応していると考えられます。

 

パニック障害の障害有病率は、1.6~2.2%。50人に1人、100人に2人という決して低くない率です。日本の有病率は、0.8%といわれますが、これは受診率の低さが関係しているといわれています。「心の持ちよう」ではなく、「身体的な原因」であると考え、積極的に受診することが重要でしょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/01/31-375823.php)

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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