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パニック障害の治療には漢方薬も効果的?!パニック障害の薬物治療

パニック障害の薬物治療では、精神安定剤や抗うつ剤などを用います。また、漢方でもパニック障害は「奔豚気病」といわれ、治療対象です。パニック障害の治療に用いる主な漢方薬を挙げます。

 

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

不安・不眠・動悸・めまいなどに効きます。

神経の高ぶり、興奮を鎮めて心身のバランスをとります。神経症にともなう不眠や胸苦しさを解消するためにも使います。重大な副作用として、間質性肺炎と肝障害の報告があります。咳が続く、呼吸困難、息切れ、倦怠感、食欲不振、嘔吐、発熱、発疹、掻痒感、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色ににごるなどの症状が現れたら、すぐに服用を中止して医師に相談してください。

軽い副作用は、胃の不快感や軽い吐き気、下痢、腹痛、かゆみなどです。

 

酸棗仁湯(さんそうにんとう)

神経過敏な人に用います。体力がなく、繊細な人に適する漢方薬です。不眠を改善するために使われることが多く、心身疲労にも処方されます。

ほかの漢方薬、特に甘草を含むものとの飲み合わせに注意が必要です。甘草の摂取過剰による偽アルドステロン症の恐れがあります。血圧上昇、倦怠感、むくみ、体重増加、筋肉の痙攣、手足のしびれなどが偽アルドステロン症の初期症状です。

 

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

自律神経の乱れに効果があります。神経を鎮め、心身を落ち着かせます。動悸、めまい、食欲低下の改善にも用いられます。冷え性で神経質な人に向いた漢方薬です。喉がつかえるような感じがする、神経性の胃炎を繰り返す場合にも有効です。

重大な副作用が起こりにくい漢方薬ですが、まれに胃の不快感や軽い吐き気、発疹がみられます。

 

漢方薬の処方には、体質や症状の見極めが大切です。自己判断で服用せず、しっかり診療と処方を受けてください。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/09/30-350691.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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