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夏が来る前に知っておきたい!ウェルシュ菌による食中毒に気をつけて

夏が近付くにつれて増えてくる食中毒。食中毒の原因となる細菌には様々なものがありますが、見た目や匂いではなかなかわかりづらいのがウェルシュ菌による食中毒です。

では、具体的にウェルシュ菌とはどのようなもので、この食中毒にはどのような特徴があるのでしょうか。

 

ウェルシュ菌とは

ウェルシュ菌とは、動物や人の腸管内に存在する菌で、水中や土壌にも広く存在します。特徴としては、酸素を嫌う細菌で、このような細菌を嫌気性菌といいます。

 

ウェルシュ菌が食中毒を引き起こす理由

ウェルシュ菌は健康な人の便からも検出されるなど、通常は人間にとって有害な存在ではありません。

どうしてウェルシュ菌が食中毒を引き起こすかというと、人間の体内にあるウェルシュ菌とは異なる特殊な性状をもったウェルシュ菌が体内に入ることで症状が現れるのです。

 

エンテロトキシンが犯人

ウェルシュ菌が食事などにより体内に取り込まれた際に、増殖型から芽胞型に変化します。その際に、エンテロトキシンと呼ばれる毒素が作られます。

これが、食中毒の原因で、体内にある常在ウェルシュ菌と最も異なる点です。

 

ウェルシュ菌は熱に強い!

ウェルシュ菌は熱に強いことで有名で、ウェルシュ菌芽胞は100度の温度で4時間以上熱しても死滅させることができません。そのため、以下の対策が必要です。

 

1 野菜などはしっかり洗うことでウェルシュ菌芽胞を取り除きましょう

2 前日調理はできるだけ避けましょう

3 加熱調理後は2時間以上室温で放置することを避けましょう

4 加熱調理後は、20度以下に冷ましましょう

5 可能な限り、加熱調理した食品を小分けにして、酸素にふれさせましょう

 

ウェルシュ菌が増えたかどうかはなかなか見た目や匂いではわからないので、調理時にしっかり注意することが重要です。

 

(Photo by:足成 )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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