カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 男性のカラダの悩み >
  3. 病気(男性特有) >
  4. 前立腺 >
  5. 男性の泌尿生殖器系の癌で最も多い「前立腺癌」の原因とは?

男性のカラダの悩み

男性の泌尿生殖器系の癌で最も多い「前立腺癌」の原因とは?

img019.jpg

前立腺癌

前立腺は膀胱の出口にあり、クルミのような形と大きさをしています。
男性特有の臓器で、精液の主成分となる前立腺液が作られます。組織学的には尿道を囲む
内腺(移行帯)と、内腺を包んでいる外腺(辺縁帯)とに分けられます。

前立腺肥大症は内腺が大きくなったものですが、癌の多くは外腺にできます。

男性の泌尿生殖器系の癌では最も多いがんです。
人口10万人当たりの癌の罹患率では、2004年に結腸癌をわずかに上回り、年間の死亡者数も2008年には約1万人に達しています。
この死亡者数は、全癌中、第九位に位置する数です。

前立腺癌は、進行してから症状があらわれるため、以前は発見が遅れることが多く、治りにくいと考えられていました。

リンパ節のほかに骨への転移も非常に多いことが特徴です。しかし最近では、簡単な血液検査でも前立腺癌の可能性がチェックできるようになり、早期発見、早期治療に努めれば、退治できる可能性が高くなってきています


原因


二大危険因子は加齢と男性ホルモンです。
40歳代までの人にはほとんどみられませんが、50歳代から増え始め、加齢に応じて直線的に増えていきます。

厚生労働省の調査では、前立腺癌の90%以上が60歳以上の人で占められています。

老化によって前立腺機能が低下し、男性ホルモンのバランスが崩れるなどの要因が加わって発生すると考えられますが、詳しいことは解明されていません。
今後、平均寿命の伸びとともに、さらに増加していくと考えられます。

遺伝的な要因、高脂肪食も、危険因子とされています。
また最近、交代勤務で夜間に働く人のほうが、前立腺癌になる危険性が高いという研究結果が発表されました。

不規則な勤務による体内時計の乱れが関与していると考えられています。
前立腺肥大症に前立腺癌を併発することはありますが、肥大症が癌化することはありません。


検査と診断


成長、増殖は比較的ゆるやかで、早期にはほとんど症状がありません。
病気がかなり進行して、腫瘍が尿道を圧迫するほど大きくなると、排尿障害があらわれます。尿の出(勢い)が悪くなる、尿を出し切ったと思っても膀胱内に尿が残る、夜間の頻尿などです。

さらに癌が進行して尿道や膀胱、精嚢に浸潤すると、排尿時の痛みや血尿などがみられます。腰椎や骨盤に転移すると激しい腰痛が起こり、歩けなくなることもあります。


著者: ぷりんさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

前立腺に関する記事

なかなか治らない前立腺炎・・・。実は泌尿器の異常かも

前立腺炎だと診断され、治療を受けているが治らない・・・。このような患者さんは沢...

こんな人は前立腺炎に要注意!

     前立腺の病気と言うと、前立腺がんや前立腺肥大などの高齢者がかか...


前立腺の疾患は尿道を締め付ける!

  前立腺は男性にのみある臓器で、尿道を囲むように存在しています。 そのた...

前立腺肥大症ってどんな病気?

■前立腺肥大症とは?前立腺が肥大し、尿道を圧迫することにより起こる病気(尿のトラ...

カラダノートひろば

前立腺の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る